川村 そうだったね。
RIKU むしろ半分くらいはあの場で作った感があるよね。あの場で対応した部分が大きいかも。
藤原 そうですね。そのまま無理してやってしまっても変にポジショニングすることになっちゃうので。そこはみんなで臨機応変に対応しました。山の奥で、とにかくいろんなことがイレギュラーだったというか、そういう大変さもありましたもんね。
与那嶺 電波入らないし、道狭いし、トンネルだし、鼻めっちゃ黒くなるし…。
長谷川 寒いし…。
川村 トンネル出る時も大変やし…。
長谷川 楽屋遠いし…。
RIKU ねぇこれ、ダメだよ!?
与那嶺 みんなMV見てくれなくなっちゃうから!!
LIKIYA ハハハハハ!
与那嶺 そんな大変な中で撮ってたんだ〜って思いながら見ていただけたら(笑)。
RIKU あと僕思ったんですけど、今回のパフォーマーのソロ映像さ、MVに使われてなくない…? 全体でのMV撮影が終わって、最後の最後に撮ってたし、みんな本当に頑張ってたから、あれはどこに使われるのか気になっちゃって。
岩谷 もしかしたらボーナストラックとか、後日公開とか…?
与那嶺 皆さんのお力で「見たいな!」っていう声を上げていただければね!
RIKU 絶対にお見せしたい…!
川村 そういうお声を頂ければね。ぜひお願いします!
――そして、皆さんは「”REBOOT”~」を無事完走。本当におつかれさまでした!
藤原 3月のホールツアーから始まって半年以上続いたツアーなので、まず有観客でやれたことがすごく大きかったです。久しぶりに全国のアリーナを回らせてもらって、ファンの皆さんと再会できたのが一番大きいです。ツアーを通して、改めてTHE RAMPAGEの見せ方が分かってきた気がするんです。今までもいろんなツアーをやってきて、あらゆる方向に行ってみて、結構HIROさんともお話しさせていただいたこともたくさんあって。ようやくこのツアーでやったパッケージがTHE RAMPAGEらしさの詰まったライブなんだなと実感しています。
LIKIYA しかも、今回は本公演と追加公演とでセットリストも演出も違うということで、樹が言ったようにトライ&エラーをして自分たちが見せたかったことをやった上で、これからドーム公演などもっともっと大きい規模を目指していくにはどうしていけばいいのかを改めて考えさせられました。そこで気付きを得られた部分もありますし、ここは残していきたいと思う部分も見えてきました。そういう意味でもすごく成長が感じられたツアーになったのかなという思いが自分たちの中に強くあります。そういった意味で、僕らにとってすごく前進できたツアーになりました。
――個人活動も盛んな皆さんですが…最近の活躍ぶりを見てこの中で「頑張った大賞」を決めるなら?
藤原 まこっちゃんのドラマじゃない?
長谷川 いやぁ、結構な鬼スケジュールでした。ライブして、ライブの合間に舞台『ETERNAL』をやりつつ、「顔だけ先生」(フジテレビ系)の撮影もして。その3つがバーッて詰まっていたので結構しんどかったです。精神的にも。それこそ『ETERNAL』に関しては、この中にも出演メンバーがいますけど。稽古がかなり過酷で…。というのも、初めての殺陣に舞台芝居も初めてということで、挑戦することがたくさんあったんです。そして挑戦するに当たって、自分の“できなさ”にくらって、昂秀くんとかはちょっとメンタルやられたりとかもして…。
鈴木 ……(下を向いて黙り込む)。
長谷川 …まぁ、いろいろあったんですけど。
一同 爆笑
長谷川 本当にいろんなドラマがあって!
RIKU ありましたねぇ!
長谷川 本当にくじけそうになるくらい大変な稽古だったんですけど、その分すごく成長できた1年になったなと思います。
――稽古から本番まで、本当に大変でしたよね。
鈴木 大変でしたね………ハイ。(また下を向く)
一同 (爆笑)
藤原 思い出しちゃった!
長谷川 ガチになり過ぎ!
鈴木 あぁでも、全然(笑)。全然全然です。すごくいい経験になりました。
長谷川 いい経験だったよな!
鈴木 …ハイ!
川村 ふはははは!
鈴木 あれがあって自分の道が開けて、一歩進めた感じがしたんで(笑)。
長谷川 …笑ってるけど!
鈴木 はははは!
――皆さんも見ました?
与那嶺 見ました! そこには、僕の知ってるメンバーはいなくて。もう作品のキャラクターになりきって別人になっていましたね。(鈴木を見て)こっちが聞いたこともないくらい大きい声が出ていましたし。
鈴木 ふふ。
RIKU 確かに!
岩谷 声量すごかったよね(笑)。
――少しだけ親目線ですね。
与那嶺 そうですね(笑)。メンバーの作品見るのってくすぐったいかなって思ったんですけど全然そんなこともなくて。冒頭のシーンで子どもが連れ去られてTHE RAMPAGEの曲がかかるんですけど、そこでもう涙が出てきちゃって。僕はみんなのスケジュールも知っていて、みんなが頑張ってる姿も見ているわけじゃないですか。そういうのが全て重なって、「あ、これはやばいな…」って泣きながら見ました。