グローバルで活躍する5人組ボーイズグループTOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)が、8月30日に東京・六本木ヒルズアリーナで日本3枚目シングル「GOOD BOY GONE BAD」の発売記念イベントを開催。約2年7カ月ぶりの来日となる本イベントには、抽選で選ばれたMOA(TOMORROW X TOGETHERのファン)約1000人が参加した。
MC・古家正亨の呼び込みで、「GOOD BOY GONE BAD」のコンセプトに合うモノトーンのシックな衣装を身にまとったTOMORROW X TOGETHERが登場し、初披露となる「君じゃない誰かの愛し方 (Ring)」からイベントはスタート。5人の伸びやかな声としなやかなパフォーマンスにMOAはうっとり。会場がしっとりとした空気に包まれる中、リーダーのSOOBINが「今日は一緒に過ごしてくださるMOAの皆さん、メディアの皆さんもありがとうございます!」とあいさつ。TAEHYUNも「今日はすてきなパフォーマンスをお見せする予定なので楽しんでください」と、久しぶりの来日とは思えない流ちょうな日本語であいさつ。「相変わらず日本語うまいね~」と感心するMCに、「まだまだです」とHUENINGKAIは謙虚に答えた。
2年7カ月ぶりの来日イベントについて、BEOMGYUは「これまでオンラインでコミュニケーションを取っていましたが、直接このようにMOAの皆さんに会えて感激しています。同じ空間で、一緒に呼吸ができてうれしいです」と笑顔でコメント。YOENJUNも「僕もとてもうれしいです。MOAの皆さんにとても会いたかったです」と指ハートをしながら、MOAに会いたかった気持ちを伝え、MOAもそれに応えるように大きな拍手を送った。新型コロナウイルス感染予防対策のため、声を出して応援できないファンに、TAEHYUNは「拍手をしてMOA棒(公式ペンライト)を振ってくださったので、熱気を感じることができました。MOAの皆さん、大きなエネルギーを送ってくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
今回初めてメンバーが制作に参加した日本オリジナル曲「君じゃない誰かの愛し方 (Ring)」。「日本の映画『花束みたいな恋をした』からインスピレーションを受けて作った曲で、美しい愛の物語なので温かい愛を込めたかったのと、別れについても描かれているので、歌詞には切ない気持ちも込めました」とTAEHYUNが説明し、HUENINGKAIが「TAEHYUNさんが作業した部分を聴いてよかったので、僕も曲作りに参加することにしました」と参加した経緯を話した。タイトル曲の「GOOD BOY GONE BAD」についてはYOENJUNが「初恋が終わった後、純粋だった少年がワイルドに変わっていく姿を描いています。ダークでありながらエネルギーあふれる姿を楽しみにしてください」と話し、BEOMGYUは日本語でのレコーディングについて「ちょっと難しかったですが、たくさん練習をして単語を理解して、曲に込められた意味を伝えることに集中しました」と、日本MOAのために一生懸命に取り組んだことを明かした。さらに、Japanese Ver.用に新たにミュージックビデオを撮影したTOMORROW X TOGETHER。「傷メークやタトゥーシールなどを使ってビジュアル面でもで“BAD”な姿を表現し、スリルあるアクションシーンもあるので期待してもらえるとうれしいです」とSOOBIN、「今回は表情の演技にも注目してもらいたいです。撮影をしながら僕の新しい才能が発掘されたようで、BEOMGYUさんにも褒めてもらいました」とHUENINGKAIが続いてミュージックビデオの視聴ポイントも紹介。トークパートの最後にはメンバー1人1人からMOAに向けてメッセージが送られ、イベントも大詰めに。
最後は「Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]」を披露し、パワフルなパフォーマンスで会場のMOAを圧倒。グループのあいさつでイベントを締めくくると、ステージの端から端まで回り、「また会いましょう~」「愛してる~」と会場にいるMOA全員と目を合わせるようにファンサービスをしてステージを後にした。
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