▼市村正親 コメント
30年前なら僕もハリーを演じていたかもしれませんが(笑)、今回はダンブルドアに加え、スネイプ先生とエイモス・ディゴリーという非常に重要な役柄を演じさせていただいています。それぞれ人気のある役なので、子供がとても喜びました。父親としては誇らしいです。その他にも実は3役演じているので、「市村を探せ」をするのも面白いと思いますよ(笑)。
親子の話が中心ですが、僕としてはダンブルドアはハリーにとっては父親のようなものだったのかもしれない、そうするとハリーの息子のアルバスは孫なのかもしれないと思っています。ダンブルドアがハリーにとって良い父親だったかと言われるとそうではないですが、ハリーとアルバスをはじめ様々な親子の形が描かれていますので、そういったところにも注目して観ていただきたいです。ダンブルドアはとても深い台詞が多くて、僕自身言いながらもぐさっと刺さるものがあります。
過去にも客席から拝見した作品ですが、いざ舞台に立ってみるといろいろな驚きが詰まっているびっくり箱のようで、こんなに楽しいお芝居はないなと感じています。そしてテーマにあるのが「愛」。びっくり箱と愛をお届けしますので、ぜひ劇場にいらしてください。
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