2006年に⽇本アカデミー賞を総なめにした映画を20年に舞台化した舞台版『フラガール-dance for smile-』が今春、再演される。
映画『フラガール』は、第30 回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した⽇本映画の傑作。映画監督の李相⽇が、昭和40年という時代を背景に⽯油化の波に飲まれながらも需要の下がる⽯炭を堀り続ける福島県いわき市の炭鉱町を描いている。滅んでいく産業の中で働く⼈間が⼒強く⽣きていく姿を見事に表現し、常磐ハワイアンセンター設⽴でのエピソードをフラガールへと⽣まれ変わっていく少⼥たちの笑顔と涙でつづった。
その舞台版も大好評を博し、待望再演が実現した。再演に当たり、フレッシュなキャストが集まった!
フラガールのリーダー⾕川紀美⼦役には、舞台では単独初主演となる⽇向坂46 ⼀期⽣の潮紗理菜(サムネイル写真)が決定。かつて都会のダンサーだったにもかかわらず、炭鉱の娘たちにフラダンスを指導することになる平⼭まどか先⽣役に矢島舞美。紀美⼦の親友で、フラガールを⽬指す⽊村早苗役は太田夢莉。また、フラガールのメンバーに兒玉遥が舞台版オリジルキャラクターの和美役として登場する。炭鉱を⽀え続けることが⼥の⽣き⽅と信じ、娘の紀美⼦と対⽴する⺟親・⾕川千代役は有森也実が務める。
⽻原⼤介と李相⽇の映画原作を新作舞台化するに当たり、総合演出にフジテレビのトレンディドラマの産みの親、河毛俊作。プロデュースと構成演出として現代エンターテインメント演劇の巨匠、岡村俊一が名を連ねる。
[谷川紀美子役:潮紗理菜コメント]
日向坂46 のグループ活動から離れて一人でお仕事することは初めてで、不安な気持ちもありますが、フラガールの主演が決まった時、メンバーのみんながお祝いのメッセージをくれて本当に勇気が出ました。まだ何もできない私ですが、これから全力でフラガールになれるように頑張ります!
公演は5月14日(土)~23日(月)まで、東京・新国立劇場 中劇場にて。