先般、上演決定が発表された舞台『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』。その公演詳細とメインビジュアルが解禁になった。
「文豪ストレイドッグス」は、2013年に連載スタートした人気作。架空の都市「ヨコハマ」で繰り広げられる異能力アクションバトル漫画でコミックスは現在20巻まで刊行、シリーズ累計で800万部を突破する大ヒット作品だ。
舞台化の第1弾は2017年12月、TVアニメ第1シーズンを基に舞台『文豪ストレイドッグス』が上演された。演劇ならではの俳優の身体的な表現やプロジェクションマッピングを駆使した映像演出など、多彩な演出手法は高い評価を得て話題を呼んだ。さらに舞台化作品としてこれまでに『文豪ストレイドッグス 黒の時代』(2018年9月、10月)、『文豪ストレイドッグス 三社鼎立』(2019年6月、7月)、『文豪ストレイドッグス 序 探偵社設立秘話・太宰治の入社試験』(2020年9月)と4作品、それぞれさまざまなキャラクターと時代にスポットを当てたエピソードを上演。好評を博してきた。
第5弾となる今作では、2018年3月に劇場版として公開された映画『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』を舞台化。登場するのは異能力を持つ探偵集団「武装探偵社」の中島敦、太宰治、泉鏡花ら、ヨコハマの裏社会に巣食う「ポートマフィア」の芥川龍之介、中原中也ら、地下組織の盗賊団「死の家の鼠」の頭目であるフョードル・D、今作の鍵を握る謎に包まれた異能力者・澁澤龍彦。異能力者たちが自ら命を断つという不可解な「異能力者連続自殺事件」から始まり、過去から現在まで思惑、悔恨、因縁が重層的に絡み合う霧深き物語が描き出される。
演出は、第1弾から手掛け続けて「文豪ストレイドッグス」の世界を知り尽くす気鋭の演出家・中屋敷法仁。出演は第1弾から中島敦役を演じて魅力を余すことなく体現する鳥越裕貴、泉鏡花役に桑江咲菜、芥川龍之介役に橋本祥平、中原中也役に植田圭輔、太宰治役に田淵累生、フョードル・D役に岸本勇太、澁澤龍彦役に村田充と、実力派の俳優陣が集結している。
[中島敦役/鳥越裕貴 コメント]
今年もやってきました。待望の楽しい楽しい演劇の時間。たくさんのバトンがつながれてきました、文ステ。新しいキャストも加わり、わくわくしております。原作が面白いのはもちろんのこと、キャスト&スタッフ陣も面白い、このカンパニー! いつも通りにいかないことも多々あると思いますが演出の中屋敷さん筆頭に今だからこそできる演劇を爆発させられるカンパニーだと思っています! そして、この演劇熱を天にまで届かせます。
公演は4月16日(金)~18日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、4月23日(金)~5月5日(水)東京・日本青年館ホールにて。
©舞台『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』製作委員会