ジャニーズJr.の稲葉光、冨岡健翔、福士申樹、野澤祐樹が出演する舞台『野暮兄弟と小狐ちゃん』が、1月14日(木)に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA にて開幕。初日前日にゲネプロが行われ、4人が本番さながらの熱のこもった芝居を披露した。
本作のキャストはジャニーズJr.の4⼈だけ! ⾼校時代からの付き合いで、まるで兄弟のように仲の良いダメダメな男3⼈と謎の⼥が繰り広げるズッコケ!⻘春!ポップコメディー!!だ。
徹(稲葉)とヒロユキ(福士)と瑛士(冨岡)という、まるで兄弟のように仲が良い3人だが、残念な共通点があった。それは女心を理解していない。だから女にモテない。ゆえに女に苦労しているということ。理由は三者三様だが、そんな3人それぞれの前に思いを寄せる女性が現れる。いつものように半分実体験、半分妄想の恋バナで盛り上がる3人だが、新たな共通点のあることが発覚。いつしか3人は険悪なムードに。そこへ謎の女(野澤)が絡んで、事態はおかしな方向へ…。一体、謎の女の正体とは? 3人は本物の愛を見つけることができるのか?
とにかくすべてにおいてウザい徹、どこまでもチャラ男のヒロユキ、一見モテそうなのに経験値が足りず常に自分に自信がない瑛士を、稲葉、福士、冨岡がリアルかつコミカルに演じる様は見ているだけで笑いが込み上げる。3人の“やぼ”なところは男女問わず「あるある」「分かる!」と自身の経験や思い出を誰かしらに重ねながら楽しめることだろう。この物語にはそれだけではない驚きの秘密が隠されていて、事態が進むにつれて謎が深まっていく。その鍵を握るのが野澤の存在だ。観客に進行説明やペンライトの使い方を教えるだけでなく、時には体を張って謎の女を演じて3人を惑わせる。この物語をより面白く転がしていくための起爆剤として、やたら背が高く、意外と色っぽい野澤にご注目を。
劇中ではダンスや“ジャニーズあるある!”も披露し、ファンにはたまらないネタ盛りだくさん。前出の通り、公演オリジナルのペンライトを使って観客も芝居に参加する場面もある。
ゲネ終了後、4人からコメントが届いた。
稲葉「明日から初日を迎えます。スタッフ、キャスト共々、感染対策しながら最後まで頑張ります!」
冨岡「緊急事態宣言が出ましたが、少しでもたくさんの方に笑って元気を出していただきたいです」
福士「今日ゲネプロができて良かったです! 今日の失敗を糧に明日からの本番、頑張ります(苦笑)」
野澤「今回僕は初めて女性役をやったんですが、男性の方にお伝えしたいことがありまして。ストッキングは、最初は大人3人掛かりじゃないと履けません! 以上です!」
公演は1月17日(日)まで同所にて。