TBS系(11局限定ネット)で6月14日(土)午後2時より『サンドウィッチマンの街録イン・ザ・ワールド~世界で個人的なおすすめ聞いてきました~』が放送される。収録を終えたサンドウィッチマンの富澤たけしと伊達みきおが取材に応じ、番組の見どころを語った。
本番組は、世界の街角で聞いた「あなたの個人的なオススメは?」という たった1つの質問を武器に、街頭インタビューだけで日本人観光客がほとんど行かない魅惑のスポットを訪問するというもの。
収録を終えた感想を聞かれると、伊達は「富澤が司会だったんですけど、やっぱ苦手なんだなって」と、今回、総合司会を務めた富澤の仕事ぶりに触れると、「僕が回答側っていうのも、楽しかったです。ちょっと無責任でやれたようなかんじで(笑)」とコメント。一方の富澤は「MCやるとか知らなかったんで。そしたら急に言われて…。もうちょっと早く知って準備したかった」と話しつつも「まあでも楽にやらせていただいた」と笑いを誘った。
番組内容について伊達は「ある意味、ちゃんとガチガチに決まってないようなところが面白かったです。だからテレビを見てる方もツッコミながら見れるのかな」と紹介した。
番組では各国の魅惑のスポットをいくつか紹介。イタリアでは 「大観衆の中で行われるヘビ祭」「世界中で誰もが知っている偉人の末裔」 「死にゆく街」「3000年前からの絶景温泉」 、タイでは 「炎のマッサージ」「超巨大仏像」「ドリアンを頭で割る男性」「アカアリのタマゴ料理」など、日本人観光客がほとんど知らない情報が紹介される。その中から実際に映像で見てみたいと思ったモノを深掘りする、世界の意外な情報を発見するリサーチ海外紀行だ。
収録で特に印象的だったことについて、伊達は「いっぱいあるなあー」と悩みつつ、タイかな。とげとげのドリアンが空中にあって、それを頭突きで割るっていうおじさんが。血が出てるよね」と言えば、伊達も「鮮やかすぎてほんとの血に見えないぐらい。鼻血レベルの。そんなのひさびさに見たな。そういうのがいっぱいありました」と口を揃える。
世界のおすすめの場所を紹介する番組にちなんで、出身の宮城県以外でおすすめしたい場所について、伊達は、毎年行っている沖縄の久米島を紹介。小島よしおの母が営む「オオ・ハッピー」という飲食店を挙げ、「そこの沖縄そばがうまいです。でも、ほぼ開いてないです。やる気なさすぎて(笑)」。一方の富澤はグアムを挙げ「台風被害なんかもあって、今、大変なのでお金を落として欲しい」とおススメした。
また、行ったことはないけれど面白そうなものがありそうな場所について質問が及ぶと、富澤は「僕はバルセロナが気になってます。まだちょっとこれから、まだ動向が…ちょっと出せないのかな、ある人がロケ行っていて…」と番組内容を匂わせると、伊達から「じゃあ言うなよ!」とツッコミが。伊達はブータンを挙げ、「みんな幸せだって言うじゃないですか、ブータンの人たち」と現地には何があるのか探してみたいと話す。
反対に、サンドウィッチマンが記者に同じ質問をすると、「ベトナム」と回答。これに伊達は「食べものでしょ。人ってね、食べもので動くんですよ。これ食べたいっていったら行くんです。意識とかよりも動きやすいんですって」と語った。
最後に、番組への期待や野望について聞かれると、伊達は「コロナもなんとなく落ち着いて、日本人もけっこう海外行きたい人も増えてきてるので。ガイドブック出てない場所ってなかなか情報が取れないじゃないですか」と続け、今回番組スタッフがイタリアに2週間ほど滞在していたことを紹介しながら、「非常に大変だと思うんですけど、もっといろんな国でやってほしい」と意欲を語った。