19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトの世界を旅する展覧会「クリムト・アライブ」のオープニングセレモニーが7月17日に行われ、東京展の公式アンバサダーに就任したKis-My-Ft2の千賀健永が登壇した。
オープニングセレモニーでは、本展の企画会社グランデ・エクスペリエンセズの商務責任者、ロブ・カーク氏に続き、千賀さんが登場。クリムトの作品の特徴である“黄金”と“装飾性”の両方を兼ね備えた、まさに『クリムト・アライブ』の世界観にぴったりの華やかでシックな黄金の装いで現れ、「クリムトの作品に合う衣装を選ばせていただきました。とても素敵で本当に雰囲気にぴったりだと思います」とコメントした。
トークセッションでは、「クリムト・アライブ」東京展を実際に体験しての感想を求められると、「僕も絵を描くのですが、クリムトの作品に触れて、愛と性の壮大なテーマを感じました。時代を超えて誰もが楽しめるアートで、世界観に吸い込まれるような空間になっていると思います」とコメント。特に心に残った作品としては『接吻』を挙げ、「愛や性はアートと非常に親和性の高いテーマですが、そこに込められた深い思いやメッセージが、見れば見るほどじわじわと伝わってきて、一番好きな作品です」と、アーティストとしても活動する千賀さんならではの視点をのぞかせた。
“クリムトの黄金の世界”にちなんで、“自分を光り輝かせてくれる黄金のような存在”を尋ねられると、「決まり文句ではなく、ファンの皆様です!」と即答。「ライブでステージに立ち、お客さんが歓声を浴びた瞬間に、“ああ、やっぱりファンの皆様に僕たちは支えられてるな”ということを毎年本当に感じます」と語り、「僕らがファンの皆様に支えられているだけじゃなくて、僕らが支えられる立場になれるように日々精進していかなくちゃなと思います」と、ファンへの感謝を滲また。
本展をまだ知らない方に注目してほしいポイントとして、「クリムトは、トレンドに干渉しないアーティストだという点に一番魅力を感じました。そんなアーティストの作品を、海外ではなく日本で、そして映像として皆さんにお伝えして、さらにそこに音楽と香りがあって、感覚で楽しむという現代的な見せ方がすごく親和性が高くて相性がいいんです」と紹介。「アートを知らない人でも、そこにいるだけで高揚感があるような、すごく素敵な空間になっていると思いますので、是非皆様会場に足を運んでください!」と締めくくり、トークセッションは幕を閉じた。













