日本テレビ系で放送中の「ぐるぐるナインティナイン」の名物企画「ゴチになります24」。1月から新メンバーとして加入した小芝風花、宮野真守、盛山晋太郎の3人に、番組に参加してから今に至るまでをたっぷり語ってもらった。
――「ゴチ」新メンバーとして加入してから2カ月がたちます。収録に参加をしての感想を教えてください。
宮野 とにかく「ゴチ」は楽し過ぎて! 毎回この現場に来るのがワクワクするんです。それと同時に、「クビになりたくない」「負けたくない」という気持ちが強くなってきて、緊張感もすごく出てきました。
小芝 出演者の皆さんとも緊張せずに話せるようになってきましたし、本当に収録は楽しいです。でも、何回「ゴチ」をやってもどうしたら勝てるのか全然分からなくて(笑)。
盛山 マジで分からへん!
小芝 難し過ぎるんです! しかも、もう何回もやっているはずのナイナイ(岡村隆史、矢部浩之)のお二人ですら最下位になることがあって、「これ、経験値じゃないんだな…!」と思って。それだけ平等な舞台でみんな戦っているので、クビにならないように一生懸命頑張りたいです。
盛山 楽しくやらせていただいています。でも僕は初回から最下位になって、最悪なスタートを切りまして、今も調子はあまり良くなくて(笑)。結果発表の時は毎回、「M-1」のせり上がりより緊張してますね。
宮野 アハハ! 確かに発表で待っている時、すごく緊張します。
盛山 マジでもう少しはよやってくれへんかな?
宮野 本当に! 視聴者の皆さんが見てる以上に現場では発表するタイミングをためてるから、とても緊張感があります。
――「ゴチ」に参加してみて、発見したことは?
宮野 この番組の視聴者だった時は、メンバーの皆さんが選んだものを「いや、それ全然違うよ!」「これは分かる!」って言ってたんです。でも実際、ガチで値段が分からないから、大量のメニューの中から選ぶのってこんなに難しいんだ、って思いましたね。しかも料理の種類によって値段が全然違うので、余計に予想が付けづらくて。だからどんどん経験していって、「中華はこれくらい」「フレンチはこれくらい」「イタリアンはこれくらい」というのをちゃんとストックしていかないと、と考えています。
盛山 データを頭に入れないと。
小芝 私、毎回「ゴチ」ノート作ってます!
盛山 すごい!
小芝 「『○○牛』と銘柄が付いているものは高い」とか。視聴者として見ていると料理の写真が出てきますけど、実際はどういう料理が出るか分からずに、メニューの料理名だけを見て決めなきゃいけなくて。「これなんだろう?」って思ったものが意外と高級食材だった、というのもあるので、予想が本当に難しいですね。
宮野 難しいよね。デザートでも油断…。
小芝 (すばやく)できない!!
盛山 アハハ! そうですよ、前菜も油断できない。前菜に7000円とかありますもん。
宮野 怖い!
小芝 かと思えば肉料理が結構安い、ということもあるので、本当に分からないです。
盛山 マジで分からないですね、こればっかりは。
――「ゴチ」で競っていて、お互いをうらやましいと思うところは?
宮野 この3人ですか? 結構弱い3人だと思います(笑)。一応、風花ちゃんはまだ無傷(最下位を取ったことがない)なんですけど、順位は下のほうばかりなので。だからね、まだ全然上手じゃないんです。
小芝 本当に運が良かった。
宮野 なんか帳尻合っちゃうんですよね、風花ちゃんは(笑)。
盛山 そうそう。「ゴチ」の醍醐味ですよ。
宮野 だから、風花ちゃんはこの3人の中で一番運が強いところがうらやましいです!
――宮野さんのうらやましいポイントは?
小芝 ミニゲームでのまっすーさん(増田貴久)との絡みが強過ぎる(笑)。
宮野 アハハ!
小芝 本当に親友みたいです。
盛山 まっすーと徒党組んで、俺を敵にするのが早かった!
小芝 そう、本当に早くて! 初回から(笑)。
宮野 確かに早かったかも。でも息が合うので、すでに心地良いです。
――盛山さんのうらやましいポイントは?
小芝 盛山さんは高級食材を安めに付けちゃう。
盛山 はい。
宮野 毎回そうです。
盛山 僕、地元のツレから、「お前、1人だけファミレスでやってんのか?」って言われて。
小芝 アハハ!
盛山 ファミレスレベルだと思ってやってしまっているのかもしれないですね。
――思っているよりもさらに高く予想すれば当たりそうですが…。
盛山 そうですね。僕が思っている3倍ぐらいの値段を付けたら、いい感じになると思います。
宮野 確かに!(笑)
小芝 しかも盛山さん、そのお店で一番高いメニューを頼みがちなんです。
盛山 そうそう! 何も知らんのに。
小芝 だから引きは強いです。
宮野 自覚なしで、高級料理を当てる天才かもしれないですね。
小芝 アハハ!
盛山 一番タチ悪いやん!(笑)
――当てるのが得意な料理のジャンルは?