岡本圭人、岡本健一、若村麻由美が出演する舞台『Le Fils 息子』の囲み取材が4月8日に行われ、出演の3人と演出のラディスラス・ショラーが参加した。
フランスの劇作家フロリアン・ゼレールによる『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』の“家族三部作”から、今回『Le Fils 息子』『La Mere 母』の2作を同時に上演する。
圭人は「3年ぶりの再演です。3年前の当時は自分の初舞台だったのですが、いろんな舞台を経験させていただき、改めて息子を演じて原点に戻ったようです」と話した。
健一は「当時の圭人は初舞台だったから、3年たって別の次元というか、成長したなと思います。子どもの成長は早いなと感じました。同じように大人も成長してないといけないと思いました」と、父親目線で息子について語った。
さらに健一は「ラッドの演出が本当に世界最高レベル。日本でこうやって見れることがすごく贅沢なことです。これを逃しちゃうと、もう圭人ともやることはないかも。最後ですね(笑)」。この父親の言葉に、圭人は「最後らしいです。自分はやりたいけどね!」と話し、仲のいい2人の関係が垣間見えた。
『La Mere 母』は東京芸術劇場シアターイーストにて4月5日~29日に上演、『Le Fils 息子』は東京芸術劇場シアターウエストにて4月9日~30日に上演。