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日本初演の戯曲版『キオスク』を林翔太主演で2021年上演!

 

昨年12月から今年1月にかけてリーディングシアターとして上演された『キオスク』が、今度は林翔太を主演に戯曲版で日本初演されることが決定した。2021年1月兵庫、2月東京で上演される。

ナチスドイツが台頭するオーストリアで時代に翻弄(ほんろう)される人々を描く感動作『キオスク』。オーストリアの人気作家ローベルト・ゼーターラーによるベストセラー小説「キオスク」を作者本人が戯曲化し、ウィーンで初演された本作を日本初演する。昨年12月から今年1月にかけて、末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)主演、石丸さち子上演台本・演出で小説を基に創造し、原作に忠実に上演したリーディング版日本初上演は大好評を得た。

今回はローベルト・ゼーターラー本人による戯曲版を、より視覚的に演劇的な身体を駆使して上演することを目指すという。本作で描かれるのは、ウィーンのキオスク(タバコ店)で働くことになった17歳の青年フランツの大人たちとのさまざまな交流や初恋を通じて成長する姿だ。ウィーンで出会った愛するものを通し、政治や世情と向き合う物語でもある。

舞台となる1937年のオーストリアは、ナチスドイツが台頭してヒトラーによるホロコーストが始まり、人種差別が横行する世界。そんな時代に多感な時期を過ごすこととなったフランツの切なくも純粋な青春とBlack Lives matter運動が起こる現代への警鐘に心が突き動かされる。

主演はジャニーズJr.を今年卒業、ミュージカルやコメディーなど幅広い作品で活躍し、演技派俳優の道を突き進む林翔太。目まぐるしい時代に、大人への階段を駆け上るフランツを演じる。共演に、リーディング版に引き続き、実力派女優として多彩に活躍する一路真輝、東京パフォーマンスドールの上西星来、常に高く評価されるベテラン俳優の山路和弘が決定。さらに今作には、ミュージカル、ストレートプレーと多数の作品で活躍する橋本さとし、秀作舞台への出演で評価が高い女優の大空ゆうひ、劇団☆新感線公演をはじめ多くの舞台で存在感を発揮する吉田メタル、故蜷川幸雄演出作に多数出演の実力派俳優の堀文明が出演する。精鋭キャストによって上演する新たな『キオスク』にご期待を!

[林翔太 コメント]

このたび、ストレートプレー「キオスク」日本初演でフランツ・フーヘル役を演じさせていただくこととなりました林翔太です。ストレートプレーの主役を務めさせていただくのは初めてで、どのような感じになるのか、全く想像がつきませんが、新しい発見もありつつ、自分にとってまた一つ階段を上がれるような作品になると思うと、今からすごく楽しみです! そして、今回演出してくださる石丸さち子さんとご一緒させていただけることも大変光栄で楽しみの一つです。今回の舞台で新たな林翔太として殻を破れるように、誠心誠意ぶつかっていきたいと思います。さらに、すてきな共演者の方々に囲まれて学びながら表現者として稽古場にいられること、皆さんと舞台に立てることもとても楽しみです! 僕が演じさせていただくフランツが抱く思いや悩み、期待や不安など細かいところまで見に来てくださるお客様に伝えられるように、そして皆様の心に何かを残せるように、精一杯やらせていただきます!

公演は、2021年1月22日(金)~24日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホールにて、2月11日(木)~21日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウスにて。ほか各地公演予定あり。

 

 

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