4月と5月に東京・大阪にて、ミュージカル『EDGES -エッジズ- 2022』が上演される。
『EDGES』は、ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』『ラ・ラ・ランド』作詞、『グレイテスト・ショーマン』楽曲などで知られる作詞作曲家デュオ、パセック&ポールの学生時代のデビュー作。
“ソングサイクル・ミュージカル”という一つの大きなテーマを基に、1曲がそれぞれ一つの物語として完結する楽曲をオムニバス形式で連ねる新しいジャンルの作品だ。さらには、上演の際に“曲順を入れ替える”“オーケストレーションをアレンジする”“ダンスを加える“など独創的なアイデアをプラスしていくことを作者であるパセック&ポール自らが推奨している自由でクリエーティビティを刺激する作品でもある。
日本初演は2020年12月で、演出家×音楽家×俳優陣を2チーム編成して連続上演。このたびまた装いを替え、新たな日本版『EDGES』が誕生する。
キャストには、ミュージカル&ダンスのスペシャリストが集結した。数多くのミュージカルなどに出演しながら、振付、演出、プロデュースなどクリエーティブにも磨きをかける屋良朝幸。ストレートプレイからミュージカルまで幅広く出演、さらには映像分野でも無二の存在感で活躍する成河。「Aぇ! group」のメンバーとしてマルチに活動する草間リチャード敬太。圧倒的かつ表情豊かな歌唱力で注目を集める若手実力派・豊原江理佳。ミュージカルのほかシンガーとしても活躍、ダンスにも定評のあるダンドイ舞莉花。そして「PaniCrew」のメンバーでパフォーマーとして世界的に高く評価され、近年は『「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage』などで演出家としてもますます活躍の場を拡げる植木豪。
さらに今回は、『THE CIRCUS!』シリーズなどでも共演多数、深い信頼関係を築く屋良×植木の強力タッグが振付を担当!! ダンサー、振付師・演出家としても才能を発揮する二人が生み出すパフォーマンスにご注目を!
演出を手掛けるのは元吉庸泰。鴻上尚史をはじめ第一線の演出家の演出助手を務める一方、オリジナル作品から2.5次元作品までさまざまなジャンルの演出を手掛けている。20年の日本初演ではチームBLUEの演出を担当、カラフルでフレッシュな『EDGES』を生み出した元吉が、今度はミュージカル&ダンスのスペシャリストたちとどのようなセッションを起こすのか、乞うご期待を。
[屋良朝幸コメント]
Musicalとうたっているけれど、自分が思うにはどのカテゴリーにも属さないもの。そうであってほしいし、そうじゃなきゃいけないと思っているし、その可能性を秘めている『EDGES』。パセック&ポールの楽曲と今回のメンバーとの化学反応を実験的に創れるステージがどんなエンターテインメントになるのか。楽しみにしていてください。
[成河コメント]
『EDGES』に参加させていただきます、成河です。人生二度目のソングサイクル・ミュージカルです。僕は歌を歌うことが大好きなのですが、俳優として歌唱する意味や場所を探しているうちに、ソングサイクルという形式と出会いました。まだまだ日本ではなじみのない実験的な形式ですし、僕自身まだそれがどういう可能性を秘めたものなのかはっきりとは分かりませんが、シーエイティプロデュースの持つフロンティアスピリットに乗って、貪欲にその可能性を探り、広げて行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
[草間リチャード敬太コメント]
出演が決まってうれしい気持ちでいっぱいです。僕にとって初めてのミュージカル作品となるので、すごくドキドキしていますが、ダンスがメインということで持ち前のグルーブ感を存分に発揮して見てくださる方が満足できる舞台にしたいと思います。今回、尊敬する先輩である屋良くんが主演ということで、不安な所は相談しつつ、今持てる僕の全力を出せればと思います。新しくなって帰ってきた『EDGES』を楽しみにしていてください。
[植木豪コメント]
素晴らしい歌とメロディーで紡がれるミュージカル『EDGES』。シーンごとに彩られたカラフルな演出の中、会話するように流れていく歌たちがとても印象的な舞台でした。すてきなキャストの皆さまと共に今回参加させていただくのがとても光栄で、今から胸が高鳴っています。屋良朝幸くんとも久々に共演ができるのも本当にうれしく興奮しております。いつかまた一緒にステージに立つ時のために鍛えていこうねってお互い話していたことがついにかなうので、全力でステージにぶつけさせていただきます。皆さま、ぜひともよろしくお願いいたします。
公演は4月27日(水)~5月5日(木)まで東京・有楽町よみうりホール、5月8日(日)、9日(月)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。
1
2