――楽屋の必需品は?
最近は、お菓子を絶対に何か一つ! 僕ね、お腹が空いちゃうとパワーが半減するんですよ。だから、ちょっと楽屋に戻れる時間があった時に何か口に入れられるように、お菓子を置いてます。自分で買って、なくなったらストックして。
――本作は8月5日に大阪から幕を開ける予定ですが、現状はなかなか舞台を楽しめる状況ではない大阪の皆さんにメッセージはありますか?
みんないろいろとやりたいことができずに我慢されていると思うんですけど、この公演は大阪で開催できると僕は思っているので、その時はちょっとでも時間があったら見に来てほしいですし、見に来ていただいた方には絶対に笑って帰ってもらえるように、みんなで笑える作品を作りたいと思っています。ぜひ劇場に来てほしいですね。
――そして、出身地の京都でも公演がありますね?
地元での公演ですので、たくさんお客さんに入っていただいて、たくさんの人に笑いを届けられたらいいなと思っています。友達100人は呼ぼうかなって思ってます!(笑)
――関西での公演もありますから、笑いは必須ですね。
そうですよ! って、めちゃめちゃハードル上げますやん!(笑) でも前回はエチュードが一番楽しかったし、自分でも割とうまくいったと思ってるんですよ。しかも、いろんな組み合わせで歌ったり踊ったりするので、他の方たちがやっている時はそれを見て稽古場でも舞台袖でも笑っていたりして。今回もそういうところがあればいいなって思います。
――出演者の皆さんが一番楽しんでいることが伝わったらいいなと?
ああ~! まさにその通りです! すいません、ほんと、語彙力を鍛えます!
――バラエティー番組の放送作家の役ということですが、室さん自身が番組を作るとしたら?
前にジャニーズの運動会みたいなのをよくやってたじゃないですか。ああいうのをまたやりたいなって思います。スポーツしたいですね。…フフフ! 「どんな番組作りたいですか?」って聞かれてるのに「スポーツしたいです」って答えちゃってますねえ。すいませんね(笑)。本気で取り組んでいたらそこでアクシデントが起きて、それが笑いになったりもするから…。でもとりあえず僕、今、スポーツしたいですね!
――最後に、この作品の魅力は?
コメディー劇なので、笑っていただく! これが一番ですかね。笑っていただきたいし、たくさんの笑いをお届けしたいと思います。その中でも、人の優しさとかも交えて伝えられたなと思います。ほんまに、めっちゃ楽しみなんですよ。この期間ずっとシリアスな作品が多かったので。『ッぱち!』でちょっと朗らか?ほんわか?した作品になりましたけど、これはさらにガッツリとしたコメディー劇なので。シリアスをやってる時ってすっごいコメディーをやりたいって思うんですよ。まあ、コメディーをやってるとシリアスをやりたいって思うから、ないものねだりなんでしょうけど。でも、ほんまにこうやっていろいろな作品をやれることが楽しいです。まだ出演者全員でお会いできてはいないんですけど、今までも稽古が始まってしまえばなんとかなってきたので、このままの僕で臨んで、その僕を愛していただけたらいいかなって…人任せになってるな(笑)。でも、引っ張っていきたいなとかはなくて、これがいいんかは分からないですけど、皆さんと一緒にやっていきたいなと思います!
むろ・りゅうた 1989年5月25日生まれ、京都府出身。2003年にジャニーズ事務所に入所し、以降コンサートや舞台などで活躍。近年の主な出演作品に、『映画少年たち』『おとなの事情 スマホをのぞいたら』、舞台『どれミゼラブル!』『オリエント急行殺人事件』『ドクター・ブルー~いのちの距離~』『ッぱち!『』など。
「コムサdeマンボ!」
[STORY]
「コーポ・レミゼ」が取り壊され、住人たちはバラバラになってしまい、ほとんど連絡を取り合うことはなくなった。当時芸人だったコムサ真二(室)は、先輩の放送作家の家に住み込んだお陰で見習いとして仕事をもらえるようになり、遂に地上波のバラエティー番組の作家としてデビュー。コムサが関わっているバラエティー番組「まかないマンボ!」は、元々はレストランのまかないメニューを食べ歩く内容だったが、コロナ禍で一般家庭の食をのぞき見する番組に。そんな時、今晩放送するはずの番組データが全て壊れてしまったという連絡が入る。スタッフたちは大慌て。コムサはマサチカ(石垣)とジャッキ(金田)も巻き込んで、あれやこれやと生放送を作ろうと奮闘する。果たして、番組は無事放送できるのか⁉
作:可児理華
演出:水田伸生
出演者:室龍太/田中真琴、古謝那伊留、川久保拓司/石垣佑磨、金田哲、六角慎司/酒井敏也
公式HP:https://c-mambo.com
公式Twitter:@comusamambo
日程:
[大阪公演]全5公演:8月5日(木)~8日(日)