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愛され座長・室龍太が爆笑コメディーで全国へ「康二、ドッキリに引っ掛けて!」

室龍太の主演舞台『コムサdeマンボ!』が、8月に大阪、東京、京都、静岡で上演決定! 本作は、売れない役者たちが集まる伝説の館「コーポ・レミゼ」で巻き起こる物語として観客を爆笑の渦に巻き込んだ2019年の舞台『どれミゼラブル!』から2年後の話。室が演じるコムサ真二は、当時は芸人兼見習い放送作家だったが、今作ではテレビの放送作家に。そんな彼が関わるバラエティー番組「まかないマンボ!」のスタッフルームで起こるドタバタコメディーが描かれる。地元関西以外の場所での主演舞台開催は今回が初となる室。素直で飾らない“愛され座長”ぶりを発揮した室の取材会の模様をインタビューとしてたっぷりお届けします。

――この舞台のタイトルは、言えるようになりましたか?

えっ⁉ どういうこと?

――公式YouTube動画の一部では、室さんのイントネーションが間違っていたようなので。

(頭の“コ”にアクセントで)『コムサdeマンボ!』、違うん? (↗“マ”に向けて徐々に上がっていくイントネーションで)『コムサdeマンボ!』? こっちか! 覚えます!(笑)

――まずは本作の主演と聞いた時のお気持ちを。

決まった時はすごくうれしかったです。お話は去年聞いていて、ほんまやったら今年の1月に上演の予定やったんですよ。コロナ禍で一度延期になってしまったんですけど、こうやって実現できることになって、すごくうれしく思っています。

――延期になってしまった時はどんな思いでしたか?

去年やる予定だった東京での初主演舞台『ON AIR~この音をキミに~』がなくなったり、他の作品も延期や中止があったりもして、仕方のないことやとは思いつつも、やっぱり残念な気持ちにはなりました。でも、また絶対にできるって信じていたし、プロデューサーさんも絶対にやろうねと言ってくださっていたので、落ち込んではいませんでした。その分も、違う形でいろんなお仕事が舞い込んでくるんかなって思ってたので。まあ簡単に言えば、お気楽に過ごしてました!(笑) ほんまに、落ち込んでる時間がもったいないなと思って。僕は、落ち込む時間があったら他に何かできるっていう考えなんです。よく、能天気やって言われます。

――昨年予定されていた東京での初主演舞台が中止となってしまい、今作が満を持しての東京で初めて上演される主演舞台に。あらためて、座長としての意気込みは?

大阪で主演舞台をやらせていただいたことはあるので、人生の中で主演をやらせてもらうのは今回が2回目なんですけど…あっ! 人生の中で言うたら小学校の時に1回主演をやっているので。学芸会の『ピーマンの王様』っていう作品で王様役を…って、ごめんなさい! オレ、ついつい違う話をしちゃうから(笑)。反れたら言うてくださいね! で、なんでしたっけ? 主演の意気込みですよね? でも別に気負うことなく、周りのキャストの皆さんやスタッフさんに助けてもらいながら臨もうかなと思っています。“オレが座長だぜっ!”って感じでは僕はできないと思うので。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)してやれたらいいなと思っています。

――皆さんが助けてくださりそう?

そうですね。あの僕…愛され力があるんで(笑)。自分で言うのもなんですけど、ファンの方からもよくそう言われるので。それを信じて、今まで通りできれば、皆さんについてきていただけるのかなと思います。

――4月にジャニーズJr.を卒業されてから初の主演舞台。あらためて、一人立ちしてやっていく覚悟のようなものは生まれていますか?

もちろんうれしいですけど、やっていることは変わらないですし、ここからやと思っています。覚悟は、『天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八』(19年)に出演させていただいた時からあるので、それがより一層強まったという感じですね。

――タレントとしての今後の野望は?

もちろん舞台もたくさん出たいですし、ドラマとか映像作品にも出たいですし。そしてバラエティーですね。バラエティー番組にほんまに出たいんですよ! リアクション芸人として(笑)。メインじゃなくていいんです! ガヤを入れさせていただきたいです! いきなりドーンはKing & Princeじゃないんでムリなので(笑)、徐々に徐々に。スローペースでも確実に一歩ずつ進んでいけたらなって。だから、誰か僕をドッキリに引っ掛けてください(笑)。「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」とか、出たいですね~。(番組レギュラーでSnow Manの向井)康二、引っ掛けてこうへんかな? 見るたびに“引っ掛けてほしいな”って思ってるんですよねえ。だから、これいっぱい書いてください! 「康二、お願い!」って(笑)。

――今作『コムサdeマンボ!』の脚本を読んだ感想は?

コムサ真二という僕の役に関しては、すごく“僕寄り”になったというか、自分で読んでいても“うわ~オレこれ言いそうやな”って。ツッコミのワードもそうですし、言い方とかも“オレなのかな?”って思うぐらい、あて書きしていただいている印象でした。全体的には、もちろんお芝居として見に来ていただいて楽しめる内容になっているし、ジャニーズだからこそのネタみたいなこともあったりするので、いろいろな楽しみ方をしていただける作品かなと思います。

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