海沼 そうだね。
松井 本当にかなり攻めたリリックになってて。「見てろ神様」っていうのを僕は入れたり。BALLISTIK BOYZがなければ、このリリックを書くことも歌うこともなかったと思うから「愛する Family なら BBZ」っていうフレーズも入れました。
砂田 あれイイよね。すごいパンチライン。
――では海沼さん、奥田さんそれぞれが入れた歌詞もあるんですね。
松井 はい。それぞれのバースのところは全部自分で書いてますね。その中で、リッキー(奥田)だったら英語と日本語で、(海沼)流星だったらポルトガル語と日本語、僕は中国語と日本語で歌詞を書いたりしていて。日本だけではなく、世界中――ポルトガル語圏の人、それこそ英語圏、中華圏の方にも、少しではありますが聴いて楽しんでいただけたらなという思いがあります。
――4曲目の「WAY TO THE GLORY (BALLISTIK BOYZ ver.)」について。Jr EXILE世代全員でのMV撮影も話題になった楽曲ですが、今回はBALLISTIK BOYZバージョンが収録されているということで。
深堀 4グループでやった楽曲を僕たちだけで歌ったらこうなります、というのを皆さんに伝えられたらなと思いますし、やっぱり…いい曲ですよね。
一同 ははは!
加納 えー! それだけ?
砂田 薄いって(笑)。
深堀 (笑)。でも本当に、僕たちだけで歌うと、歌詞の意味合いや聴こえ方が全然変わってくると思うので!
――MV撮影の思い出はありますか?
深堀 Jr.EXILE versionではそれぞれいろんなチームを作って撮影して。僕は(佐藤)大樹さんと山ショウ(山本彰吾)さんと神健(神谷健太)さんだったんですけど。皆さん空き時間も一緒に楽しく話してくれましたし、とてもいい経験になりました。
海沼 内容が薄いよ…(笑)。
砂田 頭回ってなさ過ぎ!
深堀 (笑)。
――皆さんが並んで歩いてくるシーンは壮観でした。
砂田 あれさ、何往復した?ってくらい歩いたよね。
深堀 3往復くらいじゃない?
砂田 ゼロ1個増やした分くらいは往復したよ(笑)。
深堀 そんなにやったっけ?
加納 黒スーツで38人で歩くシーンは、いい意味で“EXILE TRIBE感”があったというか。同時に、全員が全身黒スーツで固めていても、イメージやテイストがグループによって違ってくるからすごいなと思いました。とてもカッコイイ作品ができたので、個人的にもすごくうれしかったです。
――では今回の「Animal」の歌詞「ふとかける合図 嘘偽りなんてないよね」にちなみ、皆さんがライブ中にする“自分たちだけの合図”はありますか?
砂田 デビュー前に武者修行をやっていた時は、曲によって最後ジャンプするか踊り切るかみたいなことを、ステージに上がってからのテンション――お客さんの盛り上がり具合で決めていた時があって。その時とかは、ジャンプする直前にみんなで合図を送り合ってたよね?
松井 確かに。
砂田 誰か1人が決めて、「ジャンプ!」って言って。それが伝わっていって全員でジャンプしたことあったよね。
松井 あったね。
加納 空気的に「これは飛ぶっしょ」って感じた時は、誰も何も言わずに飛んだりもしたよね。「もう分かるでしょ?」って。
砂田 うん。あと「踊りだ!」って、お客さんには聞こえないくらいの声量で言ったこともあった(笑)。合図というかガッツリ言ってたけど、そういうのはありました(笑)。
松井 合図ってあるかなぁ。
砂田 あ! でも、リッキーとかはしょっちゅう、ウソつく共犯者にしてくる(笑)。(深堀)未来によくウソつくんですけど、「そうやんな?まっさん」って言ってくるんです。だから僕、一緒にウソつかないといけないんですよ。
日髙 そういうノリがいつもあるからね。
砂田 その一言が合図になるというか、「これはウソだな」ってすぐ分かりますね。
深堀 …僕、いじめられてます。
奥田 それはガチでウソじゃん(笑)。
砂田 そういう遊びですからね!?「これから未来にウソつくよ〜」みたいな感じの合図を送ってくる(笑)。
奥田 めっちゃ悪く言うやん!
一同 ははは!
――ライブ中の「踊りで!」とかはどなたが言うのですか?
日髙 まっさんが言うこと多いんじゃない?
砂田 まぁね。あとはなんとなく、本当に盛り上がり具合でみんなそれぞれって感じじゃない?
深掘 確かに、武者修行の時は“なんとなく”で一致してた(笑)。バッてやって、シュシュシュって。
松井 シュじゃ伝わらん(笑)。
海沼 シュッて何?
深堀 なんかね、気持ちが勝手にマッチしちゃうんですよ。シュって。
松井 シュ、らしいです(笑)。
――デビューしてからもライブ中にそういったことが起きたことは?
砂田 まだあんまりないけど、ライブをたくさんやっていったら今後もっと増えていくんじゃない?
奥田 増えるね、多分。