市川海老蔵とA.B.C-Zの戸塚祥太が出演する「六本木歌舞伎2022」の製作発表会見が、12月23日に行われた。
海老蔵は「戸塚さんをお招きし、『青砥稿花紅彩画』をもとにした作品を作ります。新しいお客様にも古典を理解していただけるよう、一生懸命勤めたい」と語った。さらに戸塚に向かって「現代の場面では、戦うシーンも出てくると思うので、戸塚さんにはお得意のアクロバティックなアクションをしていただくつもりです。いま、決定しました」と伝えた。
戸塚は「自分が市川海老蔵さんの隣に立てる日が来るなんて思ってもみませんでした。気持ちが高揚しています。歌舞伎初挑戦なので、自分に与えられた役割をまっとうしていきたいです」と話した。また、海老蔵の印象を尋ねられた戸塚は「本日初めてお会いしたのですが、やはり目力が強い方だなと。優しい瞳の奥から、ラスボスのようなとてつもないオーラを感じました」と語った。
今作は2月18日から3月6日までEX THEATER ROPPONGIにて上演。その後は3月11日から13日まで福岡・福岡サンパレス ホテル&ホールにて、18日から21日まで大阪・フェスティバルホールにて上演される。