実在の深夜ラジオ番組「オールナイトニッポン」のリスナーたちの交流と、社会をさまよう若者たちの孤独とつながりを描いた佐藤多佳子著「明るい夜に出かけて」(第30回山本周五郎賞受賞作品)を、「劇団はえぎわ」の主宰を務め、第56回岸田國士戯曲賞を受賞した最注目の演出家・ノゾエ征爾の脚本・演出で舞台化することが決定した。
原作は、実在のラジオ番組「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」を舞台とした小説。2018年には「オールナイトニッポン」50 周年スペシャルラジオドラマとしてオンエアされて大きな反響を呼んだ同作を「オールナイトニッポン」55 周年を記念し、23年春に満を持して舞台としてお届けする。
本作の主役を務めるのはジャニーズJr.の人気ユニットである7 MEN 侍として活躍する今野大輝。初めて舞台単独主演を果たす。
主演の今野の他に、舞台初出演にして大きな注目を集めている女優の伊東蒼、ミュージカルから小劇場まで幅広く活躍している大久保祥太郎、映画、演劇界などで高評価を受ける実力派の板橋駿谷ら個性豊かなキャストが集う。また、作品にも登場する「オールナイトニッポン」の現役パーソナリティのアンガールズ山根良顕(「オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン」)、鈴木杏樹(「オールナイトニッポンMUSIC10 火曜日」)が出演し、演劇ファンのみならずラジオリスナーも楽しめる作品となるはずだ。
[今野大輝コメント]
今回、舞台『明るい夜に出かけて』に出演させていただきます7 MEN 侍の今野大輝です。この作品が舞台化するのは初めてということなので、僕なりに作品と向き合って作品の良さを皆さまにお伝えできるように全力で頑張りたいと思います。出演のお話を頂いた時はまさか自分が出演させていただけるなんて、ととても驚きました。さらに主演を務めさせていただくのは今回が初めてなので分からないことがたくさんあるかと思いますが、演出のノゾエ征爾さん、そしてキャストの皆さんと一緒にすてきな作品を作り上げていきたいと思います。この作品を通してこれまで以上に成長した姿を皆さまに届けられるよう精いっぱい頑張りますので、ぜひ会場へお越しください。
公演は2023年3月12日(日)~25日(土)まで東京・本多劇場、4月1日(土)、2日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて。