８月14日（土）から東急シアターオーブにて、丸美屋食品ミュージカル『アニー』東京公演を上演する。

今春の東京公演（新国立劇場 中劇場）では４月24日の初日に向けて稽古を重ね、劇場でのリハーサルも繰り返し行ってきたが、いよいよ開幕という時に新型コロナウィルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言が発令され、初日１日限りで公演中止となっていた。このたび、東急シアターオーブで開幕できる運びとなった。

本作が夏に東京公演を開催するのは、実は初となる。感動を呼んだ春の東京公演と同じくシーンを厳選し、内容を凝縮してクオリティーと感染症対策を両立させた90分（休憩なし）の特別バージョンで送る。

注目のキャストは、アニーは個性と実力を兼ね備えた荒井美虹（みく）＆徳山しずくが演じ、合わせてオーディションで選ばれた魅力あふれる12名の孤児役がＷキャストで２公演ずつ出演する。子どもたちはもともと昨年公演のために19年秋のオーディションで選ばれて稽古を行ってきたが、昨年の公演が新型コロナ感染症拡大のために全公演が中止となっていた。休校や外出自粛など閉塞感のある１年も夢を諦めず、公演に向けて稽古を続けてきた。

大人キャストには、17年公演より４年連続出演となるウォーバックス役の藤本隆宏、ハニガン役には山田和也演出で３年ぶりの出演となるマルシア、グレース役には劇団四季出身で『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役など数々の主演を務めた笠松はる、ルースター役には栗山航、リリー役には河西智美と、人気と実力を備えたメンバーが集結している。

昨年の全公演、今春の公演と中止が重なったが、その中でも希望を持ち続け、本作品の「未来を信じて、あきらめない」というメッセージを伝えようと前を向く出演者たち。ぜひ劇場で応援を！

公演は８月14日（土）、15日（日）東京・東急シアターオーブにて。他、夏のツアー公演として松本、大阪、名古屋公演あり。

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