今年4月に、「ハル」で約10年ぶりに新作ミュージカルへの単独主演を果たしたHey! Say! JUMPの薮宏太だが、早くも次の主演舞台が決定した! 2020年春に東京と大阪で上演するミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」だ。
名作「キャッツ」や「オペラ座の怪人」を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの処女作。アンドリューと、「エビータ」「ライオンキング」などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生時代だった頃に初めてタッグを組んで生み出した、両巨匠の原点ともいえるミュージカル作品。イギリス・ウェストエンドで上演された際も好評を博し、1982年のトニー賞にもノミネートされた。
その作品を初めて日本版として上演する本作は、旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフの人生が全編楽曲で綴られる。数奇な運命をたどるジョセフの人生にふさわしく、ロック、バラード、シャンソン、カントリー、ロカビリー…と、実に多彩で様々なジャンルの楽曲が演奏されていく。まさに天才作曲家が誕生した、記念すべき作品だ。
全編が楽曲でつづられる今作は、薮にとって挑戦でもあり、また新たな一面を見せてくれる作品となることだろう。出演が決まった薮は「今回の舞台のお話を頂いたときに、全編を歌で進めていく作品と聞いて『え!?』と一瞬驚いてしまって。でも、僕を選んでいただいたことが何より光栄ですし、これは今の自分がやるべき作品だな、と思いました。 ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーさんが学生時代に作った処女作で、聖書を基にした物語。この夏に、僕もロンドンに行ってこの舞台を観てきました。ポップスやロックなど、さまざまなジャンルの歌を歌うので、僕にとっては本当に大きな挑戦です。今は誠心誠意やるしかない!と思っていますね。僕が演じるジョセフは、真っ直ぐで、誠意があって、人の痛みがわかる人。夢を読む力を持った、どこかカリスマ性のある人物です。説得力を持たせられるよう、しっかり探っていって、自分なりのジョセフを演じられたらなと思っています。お客さんをハッピーにする、そんな舞台をお届けできるように頑張ります!」
共演は、すみれ/シルビア・グラブ(Wキャスト)、小西遼生、小浦一優(芋洗坂係長)、村井國夫と、多彩な実力派キャストが揃った。公演は2020年4月東京・日生劇場、5月大阪・オリックス劇場にて。