23年目を迎える「ぐるぐるナインティナイン」の名物企画「ゴチになります!」に、高杉真宙と池田エライザが加入。先輩ゴチメンバーから温かく迎えられてすっかりゴチメンバーの一員となった二人に、「ゴチ23」で3戦した今の心境や番組での目標、先輩ゴチメンバーにお願いしたいことなどを聞いた。共演経験もある“同期”の二人がどう「ゴチ23」をさらに盛り上げていくのか。これからの放送も目が離せない!
――「ゴチ23」で3戦を終えて、今の気持ちを教えてください。
高杉 今ちょうど3回目の収録を終えて、“だいぶなじんできているのかな~?”という感覚です。初回から今回までにすでにいろいろなことに挑戦させていただき、最初に立てた抱負が「殻を破る」でしたが、今じわじわと破れつつあるような気がしています。正直、もっと緊張したままなのかなと思っていたのですが、毎回とても楽しく収録できています。
池田 私も高杉さんと一緒で、「楽しい」に尽きますね。過ぎていく時間はあっという間ですし、後から収録を振り返って「うわ、今日結構はしゃいだな」って思うことが多くて。「今日はこれをやろう」「あれをやろう」って事前に考えたり準備をしたりしなくても、皆さんと一緒に楽しく収録できていることがすごく幸せです。
――実際に現場で味わう「結果発表」の緊張感はどういった感覚なのですか?
池田 “私たちの寿命を返してください…”って思いますね(笑)。
高杉 (呼ばれて)立った時の安心感と、(順位発表を待っていて)座っている時の緊張感の心臓の鼓動の違いが明らかに分かるぐらい、座っている時は心臓がバクバクしてます。
池田 そうなんですよ。結果は全く想像がつかないですし、どんでん返しもあるじゃないですか。結果発表前は「1位がいい、1位以外は嫌だ!」っていう気持ちが渦巻いています。
――ドラマなどでお芝居をする時の緊張感とは、また違いますか?
高杉 全く違います!
池田 「ゴチ」での私たちの心臓はひよこ豆ぐらいの小ささです!
高杉 ほんとにそれくらいですよ。1位で呼ばれて、一番最初にバッと立つのはとてもカッコよくて、思わず見上げちゃいますね。僕は今のところその兆しが全く見えていないのでうらやましいです。
池田 私たち、初回が5位と6位で。そんな中でナイナイのお二人(岡村隆史、矢部浩之)が立ち上がるのを見上げるっていうのは、ものすごく高い壁に感じました。でも、燃えてますね。
高杉 燃えてますね。
池田 私たちは燃えてます。楽しくってしょうがないです。
――「ゴチ」には値段予想の難しさがあるかと思いますが、予想する時に基準としていることはありますか?
高杉 “旬のものは高い”という認識はありますね。お魚だったら「○○は旬だから今高い」みたいな、そういう感覚でしかまだ僕は勝負できてなくて。毎回収録後に正解の値段が載っているメニュー表を頂けるので、それでまさに勉強中ですね。
池田 えっ、それって持って帰れるの?
高杉 持って帰れるんすよ。これで勉強しないと。正解表大事です。
池田 初めて知った! メニュー表、私も持って帰ろう。私は、器や装飾を見ますね。手間暇が掛かっているものにはプロの方やシェフの芸術が表れていると思うので、そこを食材にプラスして考えています。それから、私も旬のものや珍しいものも気に掛けています。結構ノブさんや岡村さんがポロッとおっしゃったりするので、そういうのを聞き逃さないように。それをヒントに「この魚、よく釣れるなら案外安いのかな?」などと予想を立てるようにしていますね。
――お料理を食べた時の、お互いの食リポはいかがですか?
高杉 池田さんはキレイな言葉遣いで表現をされるので、視聴者の方にすごく伝わりやすいんじゃないかな。僕はあまり得意ではないので、すごくできる同期とダメな同期だなとひしひし感じています(笑)。
池田 いいじゃん、それもそれでおいしいじゃん! 高杉さんは独特な食リポをされることもあってか、先輩ゴチメンバーから「かわいい」「かわいい」って言われているんですよ。
高杉 食リポが下手なんだよね。
池田 でも、ボキャブラリーセンスが独特な人って奇跡を起こすじゃないですか。そういうのに私は憧れます!
高杉 いやいやいや! 今のところカッコいいところみじんもないので、やっぱりバッチリキメたいですね。
――今後、番組で食べたい料理のジャンルはありますか?
池田 私はスペイン料理ですね。いつも身近にあったので。お母さんがいつもパエリアを作ってくれていたので、おいしいパエリアは分かるかも。スペイン行った時もたくさん食べましたし、予想しやすいというのもあるかもしれません。そんなに高級というわけでもないですけど、チーズを使っていると結構高いんですよ。…食べたいですね、普通に(笑)。
高杉 僕は単純に食べたいっていうだけですけど、中華料理が食べたいですね。中華料理が一番好きですね。