ふぉ～ゆ～の福田悠太と辰巳雄大主演のミュージカル『ダブル・トラブル』が、５月に埼玉、大阪、東京にて上演されることが決定した。

ミュージカル『ダブル・トラブル』は、ボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれた抱腹絶倒のコメディー。作詞家ボビーと作曲家ジミーの兄弟二人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむ！　だが、与えられた時間は数時間しかない！　果たして兄弟は…？

出演者は２名のみ、演奏はピアノ１名だけで、およそ10人もの登場人物を表現する。今回はダブルチームを編成しての上演を予定していて、今回は、福田と辰巳の「ハリウッドチーム」が発表となった。もう１チームの「ブロードウェイチーム」は、後日情報解禁される。翻訳・訳詞は高橋亜子、演出はウォーリー木下、音楽監督は落合崇史、振付はTETSUHARUが務める。

［福田悠太コメント］

この二人の組み合わせで舞台に出演するのは初めてで、兄弟役を演じるのが楽しみです。つ～ゆ～として漫才を作った時もそうでしたが、グループ４人でいる時とは違って、ここでしか話せないことも見つかってくるのではと思います。それも楽しみです。時にはけんかもあったり、涙したり…、友情物語の稽古場になると思います（笑）。やることが多くて、とても大変そうな作品ですが、お客さまには僕らの大変さもエンターテインメントとして楽しんでいただけるような、そんな作品になればいいなと思っています。ちょうどメンバー４人、それぞれの作品で同じ時期にそれぞれ別の舞台に出演することになったので、ライバル意識は出てしまいますね。まぁ、一番面白いのは『ダブル・トラブル』ですし、すでに勝っていると思ってます（笑）! 　他の２作品もぜひ見たいですね。楽しみです。

［辰巳雄大コメント］

『ダブル・トラブル』はきっと、お客さまには見えないところで、出演者・スタッフ共に大変なことがたくさんある作品なんだろうと思います。すべての方のMAXの力が合わさった時にどんなふうに見せられるのか、そして僕の大好きなウォーリーさんが演出家としてまとめてくださる、本当に楽しみです。福ちゃんは本当に優しさに溢れていて“happy”や“peace”を一番大事にしているんだなと感じます。対して僕は、ぶつからなければ生まれるものもない、と考えるタイプです。すでに関係性ができているので、意見が伝えやすいというのは強みだと思いますし、きっと福ちゃんにぶつかっていくと思います。傷口をなめ合うのではなく、傷口に塩を塗り合う稽古場にしたいです（笑）。この状況がもう少し収まったら、演劇がもっと皆さんに見ていただきやすい存在になるように頑張りたいです。「休みだから舞台でも見に行く？」と気軽に行けるように、僕らがちょっとだけでも変えられたらと思います。今年も、変わらず演劇を愛していきたいと思います。

公演に関する詳細は、公式サイトへ。