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橋本環奈と上白石萌音がWキャストで千尋役!話題の舞台『千と千尋の神隠し』がいよいよ開幕

橋本環奈と上白石萌音がWキャストで主演を務める、東宝創立90周年記念作品でもある話題の舞台『千と千尋の神隠し』が3月2日に東京・帝国劇場にて開幕。翌3日に同劇場にて初日記念会見が行われた。会見には千尋役の橋本と上白石のほか、湯婆婆/銭婆役をWキャストで務める夏木マリと朴璐美が登壇し、青蛙役のおばたのお兄さんがMC役を務めた。

宮﨑駿監督の不朽の名作である映画『千と千尋の神隠し』は、2001年の封切り以降爆発的な大ヒットとなり、03年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。昨末に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が記録を更新するまで日本映画の興行収入1位を20年以上も守り続けて、その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた。

このたび世界初演の舞台化に当たり翻案・演出を手掛けるのは、ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』の世界初演の潤色・演出を担い、『ナイツ・テイル』『ダディ・ロング・レッグズ』など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード。さらには国内外から集結したクリエーティブチームと豪華キャスト陣が公演発表の時から大きな話題を集めていた。

キャスト陣は、上記メンバーのほかにもハク役を醍醐虎汰朗と三浦宏規が、カオナシ役を菅原小春と辻本知彦が、リン/千尋の母を咲妃みゆと妃海風が、釜爺役を田口トモロヲと橋本さとしがそれぞれWキャストで演じる。さらには兄役/千尋の父の2役を大澄賢也、父役を吉村直など、そうそうたる実力派が顔をそろえている。

会見ではまず、4人が初日を迎えた感想を述べた。本作が初舞台で主演という大役を担う橋本は、前日(2日)に一足早く初日舞台に立っていた。「幕が上がることを楽しみにしていて。不安もあったのですが、今日という日を迎えることができてうれしく思います」とホッとした表情を見せた。一方、この会見の数時間後に初日を迎える上白石は、開催の喜びを伝えると共に「こんな大変な状況で予定通り初日を迎えられることをうれしく思います。劇場に足を運んでもらえるお客さんの気持ちに応えられるように、日々楽しく丁寧にやっていきたい」と思いを語った。夏木は「7月まで続く舞台。ジョン・ケアードは決して諦めない人なので、毎日毎日直しがあります。なので、日々ブラッシュアップしてどんどん良いものになっていくと思います」と公演が楽しみな様子。朴は、「言えないような努力をしてきて今この場に立っています。コロナ禍でのモノ作りの大変さを痛感していますが、スタッフ、キャスト一同真摯(しんし)な人たちに囲まれた幸せな現場です」と周りを称えた。

MCのおばたのお兄さんから稽古中の苦労についても聞かれて、橋本は「千尋はステージ上にずっといるのと、裏では早着替えで全然休めないんです。あれだけの運動量をこなすんですから、実は身体能力めちゃくちゃ高い(笑)。それと千尋は結構ドジなところもあるので、舞台で何度もこけたりするんですが、実際にケガしない転び方を研究しています。でも、初日を終えて、足が痛いです」と。上白石も運動量の多さに同意して、「稽古場では常にマスクを着けていたので何回も倒れそうになりましたが、それが高地トレーニングみたいになって。マスクを取って舞台に立つと稽古場より楽なんですよ。今ではマスクに感謝しています(笑)」と振り返った。

改めて舞台への思いを聞かれると、橋本は「無事に幕を上げることができたので、最後まで必死に千尋として走り抜けたいと思います。私にとって初めての舞台をやり遂げることができて良かった。これからどんどん成長し、もっといい舞台にしていきたいです」と意気込みを述べた。上白石も「いろんなことが起きている世の中で不安な気持ちになることも多いと思いますが、劇場にいる3時間だけでもいろんなことを忘れて楽しんでいただけるように、私たちも夢中になって全員で走り抜けたい」と力強く語って、会見を締めた。

会見の途中に、舞台を観劇したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーからの感想コメントが届き、おばたのお兄さんが代読で紹介した。

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[鈴木敏夫コメント]

お世辞なしに本当に面白かったです。とにかくジョンの演出とキャストの皆さんが素晴らしくて、原作へのリスペクトが感じられてうれしかったです。印象的なシーンを言い出したらきりがありませんが、キャストが大勢出てくるシーンはどのシーンも見ていて気持ちが高揚しましたし、千尋とカオナシが電車に乗って行くシーンは実は見るまで少し心配だったのですが、非常にうまくできていると感動しました。映画の公開から20年がたっていることを考えるとキャストの方々の中には当時まだ生まれたばかりだった方もいて、幼い頃に映画『千と千尋の神隠し』をご覧になっている方もいる。その経験が舞台の迫力につながっているような気がして感慨深いです。皆さん頑張ってください!

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