黒木瞳が初演出を手掛ける舞台『甘くない話~ノン・ドサージュ~』を、11月に東京と大阪で上演。このたびメインビジュアルが完成、公開された。
黒木は『嫌な女』(2016年)『十二単衣を着た悪魔』(20年)などの長編映画のメガホンを取り、「Hitomi Kuroki~ハート・ハート」(19年、品川プリンスホテルクラブex)などショーの演出も手掛けてきたが、本格的な舞台作品の演出は今回が初となる。
本作の全貌はまだ明らかになっていないが、黒木の言葉を借りれば「人それぞれの悩みを抱えながらもそれでもたくましく生きていく甘くない話」になるとのこと。
物語は一人の女性の事故死から始まる…。果たして、彼女は本当に事故死なのか? もしくは、誰かに殺されたのか? 出演者全員が容疑者ともいえる「今まで見たことのない、謎解きヒューマンエンターテインメント」が展開される。
「甘くないって“元気になる”ための秘薬」と語る黒木が、どのような世界を見せるのか、乞うご期待!
主演は07年にドラマ「風魔の小次郎」で主演デビュー後、多数の舞台に出演するほか映像でも活躍している村井良大。共演には、08年『ミュージカルテニスの王子様』でデビューし、舞台、ドラマ、映画でマルチな才能を見せる高崎翔太。08年にドラマ「東京ゴーストトリップ」で本格的俳優デビューし、多彩に活動している馬場良馬。ツキプロメンバーとしてデビューし、最近ではNHKドラマ「いいね!光源氏くんし~ずん2」でも存在感を示した西野太盛。映画『釣りバカ日誌19』『ホームレス中学生』での瑞々しい演技が印象的な遊佐航。宝塚歌劇団出身で15年、16年のミュージカル『エリザベート』でタイトルロールを務めた蘭乃はな。テレビCMやバラエティー番組などにも多数出演している歌舞伎俳優の市川九團次という魅力的なキャストがそろった。
脚本は、西田征史(NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画・舞台『泥棒役者』など)と、吉﨑崇二(映画『明日、キミのいない世界で』、ミュージカル『アンクル・トム』)が共同で手掛ける。さらに、ミュージカル作品や芝居中のダンスを多数手掛けるなど長年業界の第一線で活躍を続けている振付師・ラッキィ池田による振り付けにも注目を!
公演は11月3日(水)~7日(日)東京・日経ホール、11月13日(土)大阪・松下IMPホールにて。