林翔太、松岡充らのキャストで2019年3月に日本初演され、好評を博したミュージカル『ソーホー・シンダーズ』。今秋、待望の再演が決定した!
ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』とは…。ミュージカル『メリー・ポピンズ』の追加楽曲や日本でもたびたび上演されているミュージカル『ホンク!』などで知られる作曲家ジョージ・スタイルズと作詞家アンソニー・ドリューの名ソングライター・コンビが楽曲を手掛けた現代版シンデレラボーイ・ストーリーと称される作品だ。童話「シンデレラ」を下敷きに創作された物語はロンドンの街・ソーホーを舞台に、いじわるな義理の姉妹にいじめられながら日々つましく暮らす青年・ロビーと市長選の候補者であるジェイムズという、境遇も置かれた立場も全く違う二人のある恋の物語。政治やスキャンダルといったさまざまな問題を織り交ぜながらも、その軸には純真な愛情が爽やかに描き上げられている。
翻訳・訳詞は、『ビリー・エリオット』『メリー・ポピンズ』など数多くのミュージカルの訳詞を手掛けてきた高橋亜子。演出は劇団エムキチビートを主宰し、新進の演出家・脚本家として活躍する元吉庸泰。初演に続くこのクリエーター陣で、瑞々しい言葉でバイタリティーあふれる登場人物たちが生き生きと立ち上がる。
主演は、前回から続投の林翔太。主人公・ロビー役を演じる。ロビーの恋人ジェイムズ役は、こちらも続投の松岡充が務める。ミュージカルからストレートプレイまでさまざまな作品で活躍し注目を集める林と、アーティストとして俳優として多彩なフィールドで唯一無二の存在として輝き続ける松岡。初演よりもさらに深めたコンビネーションで、仲睦まじい恋人同士を体現する。
共演には東山光明、綿引さやか、西川大貴、豊原江理佳、菜々香、青野紗穂、水夏希、松村雄基といった実力派キャストがそろう。ますます進化を遂げる21年版ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』。上演が楽しみ!
[ロビー役:林翔太コメント]
ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』で主演を務めさせていただきます、林翔太です。再演が決まった時はとにかくうれしくて、前回の台本を読み返したり曲を聴いたりと気分はもう『ソーホー・シンダーズ』でした。皆さんも好きな作品だと思うので、待望の再演という感じでとてもうれしいです。前回の上演の時はミュージカル経験も少なく、共演者の皆さんやスタッフの皆さんに助けられながら何とかやり切ったという感じなので、今回は成長した姿も見せられたらと思います。演出の元吉さんとは三度目のお仕事なのですが、役者一人一人と心から向き合ってくださる方で、とても安心感があり信頼しています。今回もすごく楽しみです。またロビーを演じることができるんだ!とすでにワクワクしています。前回見た方も今回初めて見られる方も『ソーホー・シンダーズ』の世界を楽しんでいただけたらと思います。ぜひ劇場にお越しください!
公演は、プレビュー公演(埼玉)、名古屋、山口、香川、大阪、神奈川の各公演を経て、11月25日(木)~12月12日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。