日本たばこ産業株式会社(以下JT)の企業広告「想うた」シリーズの最新作「仲間を想う」篇が全国で放映中だ。
シリーズ第3弾となる今回の「想うた 仲間を想う」篇の主人公は、前作に引き続き人気若手俳優の北村匠海。高校時代からの友人役を、北村と数多くの作品で共演し、プライベートでもクリスマスを一緒に過ごすほど仲の良い矢本悠馬が演じている。
主人公・村上優人(北村)は、東京で働く地方出身の会社員。仕事のミスに落ち込む彼に、地元の友人であるカズキ(矢本)から飲み会のお誘いメールが届く。集まった高校時代の友人たちの告白、ケンカ、そして最後の試合。
ただいつも何となく集まって、たわいもないことで笑い合った日々。大人になった今も、会えばたちまちあの頃に戻れる。多くを語らずとも、心は通じ合っている。そんな誰もが共感できる、バカバカしくもいとおしい友情が描かれている。ドラマを盛り上げるのは、MONGOL800 のキヨサク(Vo&Ba)が歌うオリジナルソング。今作のテーマに合わせて、明るくポップな曲調にアレンジされた楽曲にも注目だ。
「想うた 仲間を想う」篇に出演した感想と見どころについて、北村は「第三弾は『仲間を想う』篇ということで、学生の時から仲の良い4 人組の物語を演じさせていただきました。部活やちょっとしたケンカだったり、でも、社会人になって久々に集まったら、あの時と変わらない笑顔になれる存在とか、かけがえのない、同性ならではの不思議な空気感だったり、線のようなものを感じながら撮影していました。親友役である矢本悠馬さんも、昔共演したことがあって、そういう不思議なご縁の中で撮影してたので、男同士の友情って『暑苦しくて、でもさわやかで、なんかすごく前向きで見ていてまぶしい』といったことを感じながら撮影していました。そんな空気感をこのCM にギュッと詰め込んでおります」と語った。矢本との共演には、「矢本君とは、共通の友人がいたり、プライベートでも親しくさせてもらっています。僕よりだいぶ年上なのですが、すごくフランクに、同じ目線で接してくれる先輩です。今回の現場は、矢本君が中心になって引っ張ってくれて、アドリブで構成されている撮影だったのですが、矢本君との友情ともいえるお互いの信頼関係もあり、周りの二人のことも、すごく引き出してくれたので、この作品は矢本君を中心に良いものができるなあと、撮影をしながら思っていました。第二弾『想うた 愛する人を想う』篇で共演した石井杏奈さんとも矢本君とも、3人で以前同じドラマで共演しているので、今回、不思議な縁を感じました」と、役さながらの“男同士の友情”が詰まったコメントを。
矢本は、「前作も『短い尺の中で物語があって泣ける作品だなと』思っていて、今回僕たちはそれを越えようと思って撮影に臨みました。僕が演じた役は4人グループで周りに気を使ってみんなを盛り上げていくという役どころで、僕自身も学生時代は人を笑わせることも楽しませることも好きでしたし、周りを見て生きている感じだったので、昔を思い出しながら演じさせて頂きました。たぶん、男子4 人じゃないと出なかったっていうシーンがたくさん詰まっていたり、特に男性の方は『あーこういうくだらないことで笑ったな』『こういうことで傷ついたな』と、懐かしみながら見られる作品になっていると思います」と語った。北村の印象を聞かれると、「匠海とは何回も共演していますし、安心感がありましたし、信頼関係もあるので、役者としてお互いにやりやすかったと思います。匠海は昔から大人っぽくて。わりと静かで、落ち着いていて。もともとスペックも高いし(笑)。いい役者だと思っています。プライベートでも、去年クリスマスを一緒に過ごしました。二人で。二人ともクリスマスってことは知らなかったんですけど、遊んでいる途中で気づきましたね(笑)。僕はある程度、歳がいっているので」と、苦笑いする一幕も。
プライベートでも仲良しの2人を中心に、撮影初日から現場は既に“くされ縁4人組”の空気観いっぱい。部屋飲みシーンでのポテチを使ったインディアンポーカーは、4人の完全なアドリブなのだそう。一方、高校時代のバスケットボールの試合シーンでは、こんなNGが。シュートを外した優人が敗北に涙するはずが…映画でもバスケ部員を演じた北村が放ったボールは見事な放物線を描いてゴール! “次々と決まってしまった”NGエピソードも。
過去のシリーズでは、SNS 上で「泣ける」「胸がギュッとなる」など多くの反響が寄せられた「想うた」シリーズ。
「想うた」スペシャルサイトでは、CMメイキング映像、出演者インタビュー、撮影時のオフショット、登場人物紹介やグラフィック・歌詞紹介のほか、「笑い」「涙」「挫折」などエネルギッシュだった青春時代の思い出を詰め込んだWEB 限定スペシャルムービーも公開中だ。
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