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「中丸君の楽しい時間3」が開幕!やりたいことを詰め込んだライブ

TAT-TUNの中丸雄一が構成・演出、そして出演を務めるソロアクトライブ「中丸君の楽しい時間3」が、2月の大阪公演を経て、3月2日に東京・東京グローブ座で開幕。初日公演を前に公開ゲネプロと囲み会見が行われた。

「中丸君の楽しい時間」は、2008年に第一弾公演が行われ、“自分らしい楽しさ”に拘る中丸本人たっての希望で、構成・演出を自らが手掛けるセルフプロデュース公演として上演。

コント、パフォーマンス、一人大喜利、質疑応答大会、某番組のパロディー、さらには得意とするヒューマンビートボックスや新曲披露など、中丸のさまざまな要素と魅力を詰め込んだ90分を展開し、好評を博した。そして2017年上演の第二弾では、第一弾とは違って、中丸がその時にやりたかったことを全て盛り込んだ“楽しい時間”をお届けした。

「“1”と“2”はかなり時間が空いたんですが、今回は早くやれてうれしい」と語るとおり約1年半ぶりの上演となった第三弾は、アイドルとしての活躍に留まらず、情報番組のコメンテーター、バラエティー番組の司会、連続ドラマ主演など多彩な顔を持つ中丸が、これまでの経験を踏まえ、プロジェクションマッピングや映像を駆使して、スタイリッシュかつシュールな世界観に磨きをかけた、中丸らしさをより凝縮した内容を目指した。

約90分間のアクトライブステージは、幾つかのコーナーに分かれていて、オープニングから得意のボイスパーカッションを披露。部屋のセットを使ったコント「中丸雄一のリアルな朝あるある」、情報番組風のセットにコメンテーターとして出演しているという設定のコントも。さらには昨年テレビのバラエティー番組での企画で、1分間で幾つブラホックを外せるかの自己記録更新に挑戦するブラホック外し世界最強決定戦「B-1グランプリ」、KAT-TUNの曲を使った楽曲遊び、「ナカマルサミット」と題した観客との質疑応答&プレゼント抽選会コーナー、大型スクリーンを使った大喜利アテレコや「影絵」コーナーなど、多種多彩な内容で楽しませてくれている。

ゲネプロ終了後には会見が行われ、公演に関する質問が飛んだ。

――かなり前から今回のステージの構想があったんですか?

中丸「前回の“2”をやっている時から、ぼんやりアイデアは出してました。今回も“3”をやっている最中ですが、もう次のものをスタッフと話したりしています」

――舞台で披露するネタはどうやって考える?

中丸「舞台を観てヒントを得るより、まったく関係ない映画やイベントなど、違うものを観ている時につながったりすることがあります」

――(ピン芸人の技を競う)「R-1グランプリ」とかに出ればいいのに。

中丸「いやいや恐れ多いですよ。芸人さんはすごいですからね。ジャニーズの大会があったら出るかもしれないですが。『J-1グランプリ』…提案してみましょうか。誰かやってくれるかな? TOKIOの(国分)太一くん出てくれないかな。イノッチ(井ノ原快彦)もやってくれるかも。でも先輩だと僕が気を使うので、後輩だけのほうがいいですね。僕が勝ちたいので、僕よりつまらない、センスのなさそうな人を(笑)」

――今回の一番の見どころは?

中丸「特に注目してほしいのはラストの『影絵』。ジャニーズのショーというのは最新のテクノロジーをうまく使って魅せるパフォーマンスが魅力だと思っているんで。1、2カ月くらいずっとそのことばかり考えて頭が枯れそうになった。最初のアイデア出しまではスムーズに進んだんですが、実際にやってみるとうまく行かず…細かいところを計算しながら作っていくのが大変でした。メディア的には『B-1グランプリ』に注目が集まってしまうと思いますが(笑)。『影絵』のコーナーのほうが頑張って作りましたので、そっちを観てください」

――ブラホック外しのところも、どうしても聞いておきたいんですが。番組でやったのが最初ですよね?

中丸「ちょうど番組のオンエア時期から、この舞台の打ち合わせが始まっていて。そのときにスタッフさんからこれをやったほうがいいとかなり強く言われて。僕のやりたいもので固めてはいますけど、あのコーナーは僕の意志じゃない。誤解しないでください(笑)」

――いま、記録は幾つですか?

中丸「大阪のベストが55? 56? だから1つの目標としては、東京公演中に1分間で60を目指したいと思ってます。何となく、1秒に1個だとすごいのかなと。記録が伸びるんだったら、世界を目指したいと思います」

――最後にファンのみなさんにメッセージを。

中丸「『中丸君の楽しい時間3』を、“2”から1年半ぶりに今、東京で行っています。中身は100分ぐらいです。やりたいことを詰め込みました。観に来てください」

――次もあるかも。

中丸「“4”は…僕は数字の好き嫌いがあって。4はあまり好きじゃないので欠番で。4を飛ばして“5”をやります」

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