9月5日(土)から開幕する、内博貴主演の浪漫舞台『走れメロス』~文豪たちの青春~ に、舞台初挑戦となる山口真帆の出演が決まった。2019年にNGT48を卒業し、ドラマに出演するなど現在は女優として活動中の山口。本作では、太宰治の愛人の一人であり、太宰と共に入水し自ら命を絶った山崎富栄を演じる。出演にあたり、山口は「初の舞台が地元、青森出身の太宰治の作品であることをうれしく思います。私が演じる山崎富栄は太宰の最後の女性。1人の人間を強く愛し、愛し狂う。そんな富栄がうらやましくも感じました。愛のために死ぬことができるだろうか。誰もが抱く愛という感情に溺れながらも、一途に真っ直ぐな愛をお伝えできたらと思います。精一杯頑張ります!」と意気込みを語った。
本作は、小説家である太宰治が若き頃の人生を題材とし、太宰と共に当時を駆け抜けた親友で作家の檀一雄が書き上げた回想録「小説太宰治」をベースに、舞台作品として書き下ろされたもの。太宰治が高校を卒業して上京し、東京大学入学後に小説家を目指す中で、井伏鱒二や檀一雄ら文豪との出会い、太宰が愛する女たち、小山初代、津島美知子、太田静子、山崎富栄らとの浪漫と波乱に満ちた日々が赤裸々に描かれる。
出演は、舞台『まさに世界の終わり』(2018年)以来、2年ぶりの単独主演となる内博貴が太宰治役を演じ、太宰と共に波乱の人生を送る小山初代役と太田静子役(二役)に谷村美月。太宰の親友で作家の檀一雄役に室龍太(関西ジャニーズJr.)、さらに、千原せいじ、湖月わたる、なべおさみ、といった個性豊かな出演者が登場する。
公演は9月5日(土)~13日(日)まで東京・ヒューリックホール東京、9月22日(火)愛知・名古屋市公会堂、9月25日(金)~27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。