ミュージカル『テニスの王子様』4th シーズン青学(せいがく)vs聖ルドルフ・山吹が、7月5日に東京・日本青年館ホールにて開幕した。
初日公演を前に公開ゲネプロと取材会が行われ、舞台写真や取材会写真とメインキャストからのコメントが届いた。
2003年にスタートしたテニミュは、今年で20年目に突入。20年に始動したテニミュ4thシーズンは、これまでの歴史を受け継ぎながら脚本・作詞・演出、音楽、振り付けなど、一新したクリエーティブスタッフの手によって新たなテニミュとして創造されている。
テニミュ4thシーズンの2作目となる本公演では、青学が強敵校の聖ルドルフ、山吹に挑む模様を描く。
[越前リョーマ役:今牧輝琉コメント]
昨年、不動峰公演があって、今回の公演で青学は都大会に進出し、新しい物語が進んでいくのですが…また熱い夏がやってきた!という気持ちです。初日を迎えるのが楽しみでしかないです。聖ルドルフ、山吹という重要な2校と対戦するので、前回とはまた違った人間関係やドラマが見られると思います。今回の公演はキャストの人数が多いですが、その分各校の色が出ているので、試合だけではなく、日常シーンにも注目していただきたいです。7月に突入し、さらに気温も高くなりましたが、“体感”ではなく“心”がという意味で劇場の中はもっと熱くなっています! ぜひ皆さまに熱い気持ちになってもらえるような、すてきなテニスの試合をお届けできたらなと思います。
[不二周助役:持田悠生コメント]
不二周助として舞台に立つのは今回の公演で2度目になりますが、足が震えています(笑)。緊張しています! 今回は弟の裕太が聖ルドルフの選手として登場しますが、弟への思いや対戦する観月への思いが不二周助としての見どころだと思います。今年もやってきた熱い夏を皆さまと迎えられるのが本当に幸せです。観劇後にすてきな一日だったな、ハッピーだったなと皆さまに思ってもらえるよう全員で駆け抜けていきたいと思います。劇場でお待ちしています!
[観月はじめ役:三井淳平コメント]
今日この日を迎えられて幸せな気持ちでいっぱいです。この初日を迎えることができるのは、稽古を共に乗り越えてきた仲間たちとスタッフの皆さまのおかげだなと感謝しております。千秋楽まで一人も欠けることなく走り切りたいと思います。”観月はじめ”のように徹底的な調査を重ねて、役作りを探求してきました。また、原作の再現についてはスタッフ、キャスト含め、こだわって追求してきました。それが2校分というかなりボリューム感のある内容になっておりますのでぜひ楽しみにしていただきたいです。劇場で皆さまにお会いできるのがとても楽しみです。
[阿久津仁役:益永拓弥コメント]
僕が演じる亜久津は山吹のメンバーの中では協調性のない人物なのですが、その亜久津が背負っている過去だったり、なぜリョーマに執着するのか…亜久津仁と越前リョーマの試合に注目して見ていただきたいです。精いっぱい頑張ります! これまでの公演を見てくださっていたテニミュのファンの方だけでなく、原作コミックやアニメを好きな方、実際のテニスプレーヤーの方たちにも勇気を与えられるような作品にしたいなと思っています。見ていただいた方にはさらにミュージカル『テニスの王子様』を愛してもらえるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。
東京公演は7月16日(土)まで同所にて。以降、大阪公演が7月22日(金)~31日(日)までメルパルクホール大阪、福岡公演が8月11日(木)~13日(土)までキャナルシティ劇場、東京凱旋公演が8月18日(木)~28日(日)まで天王洲銀河劇場にて。
©許斐 剛 / 集 英 社 ・テニミュ製 作 委 員 会