9月29日(土)、新潟・万代シティ特設ステージにてNST新潟総合テレビの開局50周年を記念した「 NSTまつり2018」の一環として「日本財団パラリンピックサポートセンターpresents 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾 × パラアスリートスペシャルトーク」イベントが開催された。約2300人の観客が集った会場は、3人とパラアスリート選手たちとのトークに時に歓声が上がり、パラスポーツ体験に声援と拍手が沸き起こって大盛況! 2006年以来12年ぶりに新潟へ来たという3人、稲垣は開口一番「お久しぶりです」と会場へ元気に声をかけ、「ぜひ人生観を変えると言われる長岡の花火に来年は3人で来ましょう、お忍びで」とコメント。香取は前日に新潟入りをしていたことを明かし、草彅も新潟の名産を堪能したと語って観客を沸かせていた。
今回のイベントの最大の目的は、パラスポーツの楽しさを伝えること。車いすバスケットボールに挑戦した稲垣は、以前3人で挑戦した時に「草彅くんが上手だったから代わってほしい!」と助けを求めるも、指導をした森谷幸生選手から「車いすバスケットボールはアグレッシブなスポーツです」と声援を送られると、「アグレッシブ吾郎です!」とシュートを決める一幕も。香取も「ぎりぎりセーフ!」と稲垣の健闘をたたえていた。草彅はパラ・パワーリフティングにチャレンジ。「僕の目標は自分の体重を上げること」と語り、自身の体重に近い60kgのパワーリフティングに挑んだ。必死の形相の草彅に、稲垣も思わず「顔、真っ赤!」と突っ込むほど。ボッチャというパラリンピック特有の球技に挑戦した香取は「僕、本気で友達とボッチャ一式買おうと思ってるんです。一緒に遊んだらすごく楽しそう!」と語り、稲垣、草彅も「楽しいよね!」とボッチャを大絶賛。
その後、プロ陸上競技選手であり、平昌冬季パラリンピックではスノーボードの試合後に香取と対面していた山本篤選手がゲストとしてステージへ登場。「雨あがりのステップ」の歌詞にかけて「誰もが新しい道を行ける気がします」とあいさつし、「2020年東京パラリンピックを目指します!」と宣言すると会場中が温かい拍手で包まれた。
さらに、選手たちへの応援メッセージを旗に書き込み送ろうというパラサポのプロジェクト「OEN-応援プロジェクト」がスタート! 3人も応援メッセージを書き込んだ。このプロジェクトは2020年の大会まで全国で行われるパラサポのパラスポーツイベント「i enjoy ! パラスポーツパーク」会場などにて展開される。
ラストは、パラスポーツ応援ソング「雨あがりのステップ」を3人が披露。イベントに登場した山本選手はじめ、パラ・パワーリフティングのマクドナルド山本恵理選手、車いすバスケットボールの森谷幸生選手、車いす陸上の西勇輝選手、日本ボッチャ協会スタッフの新井大基らも一緒に3人と並び、会場が一体となって歌い上げた。
イベントを終えた稲垣は「今日は皆さんと最高の思い出を作ることができました。2020年、パラアスリートの皆さまの魅力を伝えていきたいと思います」、草彅は「2020年は遠いものと思っていましたけれど、本当は近いなと思いました。パラスポーツの素晴らしさを広められてうれしいです」、香取は「新潟総合テレビさんに呼んでいただき、パラスポーツのイベントに参加させていただけてうれしいです。もう2年しかないとも言えますが、まだ2年もある! もっとパラスポーツに興味を持っていただけるよう、パラリンピックの応援をしたいと思います」と語り、いつまでもやまない拍手の中イベントが終了。パラスポーツの選手たちの笑顔、3人の笑顔、観客の笑顔が心に残るイベントとなった。
NSTまつり2018「日本財団パラリンピックサポートセンターpresents「稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾×パラアスリートスペシャルトーク」公開生放送
主催:NST新潟総合テレビ
協力:日本財団パラリンピックサポートセンター
特別協賛:万代シテイ商店街振興組合