森田まさのりによる人気野球漫画「ROOKIES」。08年にはTBS 系列でテレビドラマ化され、大ヒットを記録、その翌年にはテレビドラマと同一のキャスト、スタッフによる製作で映画も公開になった。
物語の舞台は、現在は見る影もないほど荒廃しているが、かつては春のセンバツ甲子園出場を果たすほどの伝統がある二子玉川学園高校の野球部。赴任してきた新人教師・川藤幸一の熱意から、生徒たちが甲子園を目指す青春ストーリーだ。さまざまな困難にぶつかるが、川藤の愛情ある指導の下、徐々に変化していく高校生の姿に多くの読者が魅了させられた。
その「ROOKIES」を原作に今年11月、舞台化が決定した!
脚本・演出は『アイ☆チュウ ザ・ステージ』シリーズ、『おそ松さん on STAGE』シリーズ、舞台『球詠』など多くの作品の演出を手掛ける伊勢直弘。
主人公で物語の中心となる川藤幸一役には、ミュージカルからストレートプレイ、2.5 次元作品など幅広く活躍する根本正勝。二子玉川学園高校野球部のメンバーには、宇野結也、縣豪紀、小西成弥、友常勇気、砂川脩弥、うえきやサトシ、宮澤佑、須賀京介、佐川大樹、桜庭大翔らが名を連ねる。教頭で野球部の先輩でもあり、かつて甲子園に出場した池辺駿作役を酒井敏也、過去の栄光を知るが故に現在の野球部の状況が許せず部員の退学を画策する校長役を風見しんごが演じる。
今回は東京と大阪のほか、原作者の森田まさのりの出身地でもある滋賀県栗東市での公演も行われる。
公演は11月18日(木)~23日(火)東京・シアター1010 、11月26日(金)~28日(日)大阪・サンケイホールブリーゼ、11月30日(火)滋賀・栗東芸術文化会館さきらにて。
©森田まさのり・スタジオヒットマン/集英社