コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、ホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授の視点で再構築された物語「憂国のモリアーティ」。原作の『憂国のモリアーティ』は2016年から連載中で、構成・竹内良輔、漫画・三好輝氏による人気漫画だ。
その原作をミュージカル化したのが“モリミュ”こと、ミュージカル『憂国のモリアーティ』。このたび、待望の第3弾の上演が決定した!
ストーリーは、上流階級の人間たちに支配され差別が蔓延している19世紀末の大英帝国を舞台に、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとするモリアーティと宿敵シャーロック・ホームズの戦いを中心に描かれる。
前作同様、脚本・演出にはダイナミックな物語作りと繊細な心理描写を得意とし、幅広い物語作りの技巧に定評がある劇団「InnocentSphere」(イノセントスフィア)の西森英行を迎え、音楽は多数の企業CMを手掛け、演奏家としても多くのアーティストの作品に参加しているただすけが担当。ピアノとバイオリンの生演奏を交えた舞台作品という、ライブエンターテインメントならではの魅力を楽しめるミュージカルとなっている。
キャストは、初演より引き続きウィリアム・ジェームズ・モリアーティを鈴木勝吾、シャーロック・ホームズを平野良が演じる。さらに、脇を固めるのは久保田秀敏、山本一慶、井澤勇貴、赤澤遼太郎、鎌苅健太らの実力派俳優陣だ。
公演は今年8月に東京公演:品川プリンスホテル ステラボール、大阪公演:サンケイホールブリーゼにて。詳細は公式サイトへ。
Ⓒ竹内良輔・三好輝/集英社Ⓒミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト