ダークヒーローたちが主役だ!
ウルトラマンシリーズには、ウルトラヒーローに加えて数々のウルトラ怪獣、個性と異彩を放つダークヒーローが登場する。ウルトラヒーローに相対する闇にスポットを当てるのが『DARKNESS HEELS』プロジェクトだ。
他者を守るために自らの命を懸けるウルトラマン。他者のものを奪おうとする“悪”。
ただ生きるだけならば必要ない行動に疑問を抱いた惑星テリオの住人が、ある計画を立ち上げる。光の国への報復と世界への支配欲をむき出しにした「ウルトラマンベリアル」。闇に落ちてさえ一つの愛にすがろうとした「カミーラ」。自らが神となり人類を導こうとした「イービルティガ」。この世の全てを破壊しようとした「ダークザギ」。嫉妬と渇望に身を委ねた「ジャグラスジャグラー」。
かつて悪と呼ばれた者たちが目を覚まし、新たな物語が静かに幕を開ける…!
2019 年にメディアミックスの第1弾として上演された舞台を再構築した舞台『DARKNESS HEELS~THE LIVE~2022』が、9月15日(木)から上演される。これに先駆けて、東京・池袋サンシャインシティ文化会館ビル4F展示ホールBにて現在開催中の「ウルトラヒーローズEXPO 2022 サマーフェスティバル」内特設ステージにて、8月19日に製作発表会が開催された。
発表会にはウルトラマンベリアル役・八木将康、イービルティガ役・正木郁、ダークザギ役・樋口裕太、カミーラ役・小田えりな(AKB48)が登壇した。当日、ジャグラスジャグラー役の谷佳樹はスケジュールの都合で欠席だったが、動画メッセージで「前回の力をさらに増幅させて暴れまくろうと思っています」と熱く語った。
初演のオープニング映像が流れると、八木は「THE LIVE という名にふさわしいエンターテインメント満載の舞台」と話し、小田も「映像でとても感動したので、私たちも頑張りたい」と意気込んだ。初演から引き続いて演出・脚本を手掛ける久保田唱より「初演とSHINKA の世界観を融合させてお届けします。新たな出会いや戦いにどうぞご期待ください」とコメントが届いた。稽古初日の感想を尋ねられると、正木が「前作をリスペクトしつつ、より進化した作品をお届けしたい」と話し、樋口も「再演ですが、また新しいものを作るつもりで取り組みたい」と熱量たっぷりに語った。また、男性陣3人は「ウルトラマンティガ」(TBS系)世代だそう。「思い出深いシリーズに携わることができて幸せ」だと笑顔を見せていた。
公演は9月15日(木)~20日(火)まで東京・シアター1010にて。
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