鉄道路線を擬人化した、鉄道トリビアコメディーコミック「青春鉄道(あおはるてつどう)」を原作とした、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』(通称:鉄ミュ)。
2015年の初演から好評を博して鉄ミュ史上初のスピンオフ公演、コンサートRails Liveを経て、2月14日(日)に東京・天王洲銀河劇場にて本公演第4弾となるミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』4~九州遠征異常あり~が開幕した! 本作は当初、昨年7月、8月に上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回はその延期公演だ。川尻恵太が脚本・演出を務める本作には、全27路線が登場する。
キャストには東海道新幹線役の永山たかしをはじめとして、銀座線・常磐線役のKIMERU、高崎線・都営三田線役の郷本直也、秩父鉄道・都営浅草線役の森山栄治ら、さらに滝川英治から山陽新幹線役のバトンを引き継いだ八神蓮も名を連ねている。
[永山たかしコメント]
長らくお待たせしてしまった分、最高の時間をお届けいたします。皆さまの日頃のストレスを全力でぶち壊せるように、僕らは全力で汗をかきます。見どころは東海道新幹線として君臨していること…なのですが、絶対王者だった東海道新幹線が因縁の九州新幹線との対峙(たいじ)で「異常あり」です(笑)。今までとは違う東海道新幹線の喜怒哀楽をお見せすることができると思います。そして手綱を引いてくれる存在である山陽新幹線が居てくれることで、遠慮なく突っ走れます。これまで以上に“新幹線チーム感”が見えるのではないかと思っています。突っ走ったり、翻弄(ほんろう)されたり、心が忙しいですが、東海道兄弟はこれまで通りですよ(笑)。いい意味で通し稽古中にハプニングが起きても笑いと拍手に包まれる。そんな稽古場の雰囲気が作品に反映されるように思います。2015年から運行を開始し、いろいろな歴史を積み重ね、愛に育てていただき、たくさんの思いを乗せてここまでやってきました。皆さま、それぞれ事情はあるかと思いますが、どこにいてもどなたにも届くような公演に、運行に、いたします。さあ、出発進行!
公演は2月28日(日)まで同所にて。
©青春©ミュージカル『青春鉄道』製作委員会