A.B.C-Zの戸塚祥太が主演する舞台「未来記の番人」が3月12日に東京・新橋演舞場で開幕。それに先がけて前日にプレスコールと初日前会見が行われ、戸塚のほか、SKE48の惣田紗莉渚、松田悟志、ジャニーズJr.の冨岡健翔が登壇した。
本格的な殺陣に初挑戦した戸塚は「通販で木刀を買い、稽古場でも使いました。小道具の刀より重かったので、トレーニングにもなったのかなと思っています」とエピソードを披露。「台本を読む限り、殺陣のシーンが随所にあるのですが、それと同じくらいダンスでキャラクターの心情や争いなどを表現する部分がちりばめられています」とダンスシーンも注目してほしいと語った。
冨岡は「演じる巽は家族愛が強く、自分の命よりも妹を優先するという役。個人的には妹がいたらな、弟がいたらなと思っていましたので、お兄ちゃん役で家族の絆や内に秘めた青い炎を表現できたらと思っています」と話した。
本作品は、築山桂の時代小説「未来記の番人」を羽原大介が脚本、神在ひろみが演出・振付を手がける“青春時代活劇エンタテインメント”。戸塚は「コロナ禍ということもあり制約はありましたが、それを逆手にとって一座で集中力を高めて今日まで取り組んできました。たくさんの人に喜んでいただき、勇気を与えるような時間にしていきたいです」と語った。
公演は3月21日まで東京・新橋演舞場、27日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、30日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、4月3日から11日まで大阪・大阪松竹座にて。