高畑充希主演のミュージカル『ウェイトレス』が3月9日に東京・日生劇場にて開幕。初日に囲み取材が行われ、高畑が共演の宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo、浦野りんこと共に出席した。
本作は、アメリカ映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』をベースに製作されたブロードウェーミュージカル。悩める現代女性を全力で応援するコメディー・ミュージカルで、妊娠、出産、離婚、自立、養育など一人の女性の人生の岐路をレストランに集う一風変わった客との交流を通してユーモアを交えながら描く。今回が日本初演となる。
主人公のジェナを演じる高畑は「どうなるか分からない中で、みんなで本当に一生懸命にやってきたので、やっとお客さまと一緒にこのミュージカルを楽しめるんだ、ということでワクワクしています。すごく楽しみです。何度見ても楽しい作品だし、それを日本のキャストで上演できるってすごく幸せだと思います。それに自分が出てるってなんのこっちゃ!?って感じです(笑)。声を掛けていただいて本当によかったと思います」と、初日を迎えた思いを伝えた。
ポマター医師役の宮野は「(マスクを外して)やっと顔を見て芝居ができた時、なんて楽しいんだと思いました。その僕らの思いを感じてもらえると思います。充希ちゃんとは年に1回くらいはバラエティーで会っていたんですけど、お芝居しててすごく楽しいです。引き込まれますね。実際に相手役となった時に、物語の登場人物に自然となれる。充希ちゃんと対面すると。それが楽しくてしょうがない」と一緒に演じる喜びを語った。
公演は3月30日(火)まで同所にて。その後、4月4日(日)~11日(日)まで福岡・博多座、4月15日(木)~19日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月29日(木)~5月2日()まで愛知・御園座にて。
写真提供◎東宝演劇部