作家である「私」が「謎の美女」により現実とも虚構ともつかない世界に誘われるという物語、朗読劇『湯布院奇行』。
本作は「ボクたちはみんな大人になれなかった」の燃え殻による書き下ろし原作を「シリーズ江戸川乱歩短編集」の奇才・佐藤佐吉が脚色、映画『花束みたいな恋をした』の土井裕泰の舞台初演出で送る、今年最も注目すべき異色のコラボレーション作品だ。
朗読劇『湯布院奇行』の主人公で小説家の「私」役を務めるのは、NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの好演で全国的な人気を誇る成田凌。彼を翻弄(ほんろう)する謎の美女役には映画、ドラマ、舞台と数多くの作品で主演を務める実力派女優・黒木華。
日本を代表する俳優の共演で紡ぐ、妖艶なる幻想世界にご期待を!
[成田凌コメント]
脚本を読ませていただき、次の行にどんな言葉がくるのか、わくわくが止まりませんでした。少し不気味で、美しくいとおしい、『湯布院奇行』という旅に没入していただきたいです。信頼できるスタッフ、心強い共演者と共に、初の朗読劇を楽しみたいと思います。
[黒木華コメント]
土井監督と成田凌さんと朗読劇という形で、燃え殻さんの不思議で色気のある世界をどう広げられるのか、想像を膨らませて楽しみたいと思います。
公演は9月28日(火)~30日(木)まで、東京・新国⽴劇場 中劇場にて。