――長谷川さんは「PRINCE OF LEGEND」シリーズ、YouTube配信ドラマ「主人公」にも出られて、お芝居に対する気持ちに変化は?
長谷川 今までRAMPAGEになる前のEXPG生徒時代とかに、演技レッスンとかはやらせていただいていたんですけど。何も経験していなくて、実際に作品もない状態だと、どうしても本気になれないというか。ダンスの方が楽しいって思っちゃって、演技レッスンを受けない日とかも多かったんです。いつか役立つだろうと思って受けていた程度というか。でもRAMPAGEになってアーティストをやらせてもらって、「主人公」も「PRINCE OF LEGEND」シリーズもそうですけど、お芝居をやらせていただくチャンスを頂いて、作品を重ねていくごとに自分の目標がどんどん大きくなって、1つ1つが自分の経験になって。今はもっとお芝居やりたいなとか、いろんな役をやりたいなって思います。お芝居をやらせていただいたことで自分の可能性が広がって、それが最近はグループのためにもなっていくんだなって実感しています。
――そして皆さんはBOOK ACTにも挑戦されましたが、改めていかがでしたか?
長谷川 すごかった…!
鈴木 そうですね。2019年に初めてやられた朗読劇を、パーフェクトイヤーに再演するということで。Jr.EXILEのみんなでやらせていただきました。
山本 自分の人生をそのまま投影できるような話でしたし、僕の出演した回はRAMPAGEメンバーだけでお送りしたので、すごく貴重なタイミングだったなと。普段からのつながりとか、今まで6年間グループをやってきたそのままの、シンプルな気持ちで演じさせていただけたというか。だから本当に素直な感情でやれましたし、お芝居として人前に立ってもやっていけるような経験値を得られた気がします。
長谷川 ストーリーがすごく、自分の人生とリンクする部分がものすごくあって。先ほどやましょーさんが言ったように、自分の人生と照らし合わせながら読み進めていくので、僕らにはありのまま演じてほしいと。自分が本当にその作品の中にいるような感覚でやっていました。朗読劇を経て、こういうジャンルもあるんだなって。新しいお芝居の形を知れましたし、自分の今後の芝居の経験値にもなりました。もっといろんなことに挑戦したいなって。
鈴木 そうですね。自分はそれこそ最初にやった時も立たせていただいて。演じるメンバーが変わった時、同じ本なんですけど、感情が変わるといいますか。RAMPAGEとやっているときはこういう感情だけど、オリジナルメンバーとやるときはまた違う感情でやれたりして。共演する相手によっても感情が変わるので、自分的には面白かったですし、いい経験にもなりました。
――座談会ではMVのお話もありましたが、この3人は失恋の演技シーンがあるトリオですね。
鈴木 …そうですね(笑)。
山本 フフフ、3人トリオです♪
――あのキャスティングは、立候補ですか?
山本 ではないです。
長谷川 監督の提案ですね。お芝居をやっているメンバーを選抜した感じでした。
――お二人の切ない設定に対して、鈴木さんは激しくビンタをされていますね。
鈴木 そうなんですよ。
山本 ハハハハ!
長谷川 なかなかないよね。
鈴木 感情MAXでしたね。今追いかけて連れ戻さないと本当にどこか行っちゃう。で、いざ行ったらビンタされて、本当に彼女は行っちゃったという…すごく悲しい気持ち。
山本 頑張ったよね。
――話は変わりますが、前回のパーフェクトイヤーは6年前。皆さんが結成されたばかりの頃ですよね。
山本 結成した年ですね、はい。
鈴木 そうですね。
長谷川 壮大でした…!
――6年という期間は長かったですか?
山本 どうだろう? 長くはない気もするけれど。
長谷川 いや、早かった気がする…。
山本 断片的に見ると長く感じていた時期もあるけど、デビューしてからがすごく早い。
鈴木 うん。ほんとに早い。
長谷川 一瞬ですね。
――少し前に、山本さんと鈴木さんは新年会とデビュー3周年のお祝いをしたい!とおっしゃっていましたね。
鈴木 あ、そうだそうだ! (川村)壱馬さんの家で自分とやましょーさんと壱馬さんと海青さんの4人で鍋を食べながら、お酒をみんなで飲みつつ、気が付いたら12時半くらいになっていて。「あ、3周年おめでとうございます!」みたいな。
山本 乾杯をしましたね。
――その後、改めてお祝いはできましたか?
山本 結局できていないんですよ。
鈴木 できていないんですよねー。
長谷川 ツアーのリハがどんどん始まって、みんな結構スケジュールが詰まっちゃって。それこそドラマの撮影とか、いろんな個人の活動とかがあって、なかなか集まれなくなっちゃったんですよね。
山本 確かに!
長谷川 集まれないのは寂しいけど、ありがたいことですよね。
――今3周年のお祝いをするとしたら、メンバーで集まって何をしたいですか?