人気演出家・野坂実を中心に今年始動した世界の名作ミステリーを舞台化、上演していく長期プロジェクト「ノサカラボ」。去る8月28日、29日に東京・サントリーホールにてファーストプロジェクトとなる音楽朗読劇『シャーロック・ホームズ#1』を上演し大好評を博し、早くも第二弾が発表された。12月4日(土)、5日(日)に東京・赤坂にある草月ホールで朗読劇『アルセーヌ・ルパン“813”』の上演が決定し、出演者第一弾も発表となった。
フランスの巨匠モーリス・ルブランが四半世紀にわたり執筆した、大人気冒険・推理小説「アルセーヌ・ルパン」。その「アルセーヌ・ルパン」シリーズから、ルブランの最高傑作といわれる長編「813」を朗読劇で上演する。
世界で最も有名な大怪盗アルセーヌ・ルパン役に、声優・関智一。原作者であり、ルパン専属の伝記作家である親友・ルブラン役には声優・木村良平、さらに今作のキーパーソンでルパンの元乳母であり、彼の半生を知るビクトワール役を声優・井上喜久子が担う。
豪華声優陣と数々の話題作を手掛ける演出家・野坂実がタッグを組み、20世紀初頭のフランス、ベル・エポックと呼ばれた黄金時代のパリへと観客を誘う。世界一有名な大泥棒の華麗過ぎるドラマ、ヨーロッパの地図をも書き換えるほどの壮大な事件と謎、父として男として葛藤し続ける人間味あふれるルパンの魅力に、今から期待が高まる。