アメリカのロサンゼルス近郊。とある牢獄で出会った、罪を背負い悲嘆に暮れる人たちの物語。幸せとは? 愛とは? 何が本当に幸せなのか? 七つの大罪を元に書かれた原作に、舞台ならではの一人一人のキャラクターを掘り下げ、それぞれが持つ個性豊かなキャラクターたちが物語を繰り広げる「GRIEF7」Sin#2が、9月5日(木)に東京・紀伊国屋ホールにて開幕! 初日公演を前に公開ゲネプロと囲み会見が行われた。
2018年7月に東京・俳優座劇場にて初演を上演し、“この世”と“人”の闇に極上のエンターテイメントが融合する華麗なステージ『GRIEF7』から1年。待望の続編となった「GRIEF7」Sin#2。
スタッフは、初演に引き続き、演出に錦織一清。脚本に三浦香。音楽に金子隆博の強力布陣。
出演は、エディ・フクダ役に米原幸佑、ライタ・カワイ役に加藤良輔、サム役にSHUN、ムラセ役に三浦海里の続投。新キャストでウォン役に吉田広大、エヴァン・ロドリゲス役に中山優貴、アーロン・スティーブス役に倉貫匡弘が加わった。
公開ゲネ後に行われた囲み会見で、登壇した7人のキャストそれぞれが、公演に向けた意気込みを語った。
倉貫「前作に引き続き今作ということで、さらに良いものを見せられるように、新キャストとして一生懸命やっていきたいと思います!」
中山「僕も今回新キャストということで前作から出ているみなさんに負けないように、また新しい風を吹かせられるような芝居をしていきたいなと思います」
吉田「僕も新キャストとして初めて参加させていただきます。牢獄の暗闇で生きる男たちという事で、必死に自分の中で藻搔いて生きている様を見せていけたらいいなと思っています」
三浦「前作のキャラクターも勿論なのですが、新しく今回から参加するキャラクターもそれぞれすごくドラマが描かれているので、どのキャラを見ても面白いと思っていただける作品だと思います。自分なりの楽しみ方で見ていただけたらうれしいです」
SHUN「今回、稽古期間がタイトな中、すごく集中してみんなで話を作れたと思います。前作から観て下さっている『GRIEF7』ファンの方も、今回から初めて観る方でも、すごく『GRIEF7』の世界を楽しんで頂ける内容になっています」
加藤「今回2作目ということで、前回から深まっている謎もありますし、また新しく加わったメンバーがどう関わってくるのかも見どころだと思います。謎めいた舞台ではありますがぜひ楽しんでいただけたらなと思います!」
米原「前回残された謎が回収されたり、更なる謎を残したり。そして前回、主役で僕の後輩役だったカラムの存在もこの舞台上に現れておりますので、一緒にやっているような感覚で僕はこの『GRIEF7』Sin#2の全公演を駆け抜けていこうと思っております。そして、また次作へと新しいバトンをつなげていけるように頑張ります!」
東京公演に続き、大阪公演が9月21日(月)~24日(木)までABCホールにて。
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撮影/鏡田伸幸、岩田えり