A.B.C-Zの戸塚祥太、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大、加藤和樹らが出演する舞台「BACKBEAT」の製作発表が東京・新宿のライブハウスで行われた。
この舞台は、ビートルズの創成期であるハンブルグ時代を描いた伝記映画「BACKBEAT」(1994年公開)を、監督のイアン・ソフトリー自身で舞台化。ビートルズ結成時のベーシストで、デビュー目前に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフにスポットを当て、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソンらも登場。若者たちの揺れ動く心を繊細に描き出す。
ビートルズのメンバーらを演じる戸塚、加藤、辰巳、JUON、上口耕平の5人は今猛練習中のバンド演奏を披露。スチュアートを演じる戸塚は「楽しくて興奮した。初めてバイクに跨ってエンジンをかけたような、自分の中に新しい命が生まれたような感覚」と演奏後のハイテンションの気持ちをそのまま言葉に。
ジョン・レノン役は加藤は「今日、人前で初めて演奏をし、バンドメンバーがひとつになれた。本編は20曲の生演奏があるので、演技も大切だが歌も大事」と語った。ギター初心者だが、ジョージ・ハリスン役になる辰巳は、2月初旬から1日8時間の猛練習をした成果を披露し、「ものすごく興奮してます。しっかり味をしめちゃったので、このバンドでライブツアーでもやりたい(笑)」というほど、自身も納得の演奏を見せていた。
ほかにも夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオらが共演。演出は石丸さち子。音楽は森大輔が手掛ける。