――今後は海外を拠点にということですが、場所はどちらで? どんなジャンルの音楽を?
渋谷 それはこれからいろんなところがあると思うので。音楽の学校とはいえ。語学も同時に、分からないと太刀打ちって絶対できないので。語学も含めて学びたいなと思ってまして、場所はこれから具体的に探していこうかなというのはあるんですが。
――渋谷さんが思い描いているご自身の将来の形は?
渋谷 音楽を学びながら自分の音楽表現というのは、まあそれは今までと変わらないかもしれないですけど、自分の中から出てくるものを音楽として形にしていけたらなと思ってます。
――事務所を辞めることになってジャニーさんからお言葉は?
渋谷 直接電話をさせていただきまして、今回こういう決断させていただきましたということはお伝えさせていただきました。
――これからツアーが待っていますが、6人で回るツアーへの意気込みを
村上 曲はまあまあどうするか、セットリストのことも含めてですけど。それはもうすばるが歌ってたところをどうするかというのがまず最初の向き合うべき課題にはなりますけど、そこで僕とかヨコが歌ったときに笑われないようにしなきゃいけないですし。それは最初に決めてしまった歌割がこれからの僕らの表現の一つになってきますから、僕らなりにベストを尽くして考えたうえで皆様に届けたときに、きちんと6人でもやっていけるんやなという姿を提示できることが最善かなと思っています。
――ジャニーさんとはどんな話を?
渋谷 今回こんな決断をしましたという経緯といいますか、こういう風に決めましたっていうのと、とにかく今まで育てていただいた感謝の気持ちというのをまずお伝えしました。
――ジャニーさんからは?
渋谷 そう決めた以上は応援するしかないので、ということで頑張りなさいという言葉をいただきました。
――去年同じ事務所でグループの解散や事務所を辞められるという事もありましたが、そんな姿からの影響は? 今回の決断に至ってどなたか先輩に相談は?
渋谷 全くないです。どちらも。
――全く一人で決めたということで
渋谷 そうです。
――いま目標としている先輩は?
渋谷 ジャニーズでですか?
――これから羽ばたこうとするうえでこんな風になりたいといった具体的な人でも。
渋谷 特にないですね。この人になりたいというのはないですけど。自分なりの音楽表現でちょっとでもお伝えしていけたらなというのは思ってますけど。
――事務所の先輩で目標とする方は?
渋谷 目標にする方がいたら僕辞めてないと思うんです(笑)。
――メンバーは具体的にどんな言葉で引き留めた?
横山 正直やっぱりすばるが抜けた関ジャニ∞というのが想像つかなったですし、すばるが歌で仕事を一生懸命やっていたことも、歌に命がけだったことももちろん知っていたことだったので。それを僕たち関ジャニ∞と一緒に夢見ることはできひんのかなあ? とか。いろんな思いを伝えましたけど、やっぱりすばるはそんな中途半端な思いでいうような奴じゃないので、ほんとにすばるはこいつら面倒くさいなって思うくらい言ったと思うんですけど、よく考えたら僕が知ってるすばるはそんな中途半端な思いで生きてる奴じゃないので。みんなが言った通り、これは背中を押してあげて、いち男として決断したことやから俺らも絶対に下を向いてちゃいけないという思いでした。
丸山 好きすぎてなんも言えなかったですね。ははは。で、その面と向かっては何から話していいかわかんないんで、やっぱりグループっていいですよね、みんな思ってることを話してくれるから。みんな同じようなことを思ってるなっていうのんが改めて実感できた機会でもありましたね。機会とか言っていいのかわかんないですけど。で、夜中に面と向かって話せない分の文章を送りましたけど、読み返すの恥ずかしいくらい好きさが溢れてたので何書いたか思い出したくないです(笑)。二人だけの、二人だけで共有したいあれなんですけど。やっぱね、うん、そんな感じです。すんません。
大倉 皆さんが質問された通りのことですね。それは関ジャニ∞にいて叶えられない夢なのか、とか。疑問に思ったことは全部ぶつけましたね。海外でやる意味というか、それは日本にいて勉強できるんじゃないかとか。あとまあ自分の人生がっていうことを言ってたけど、うーん。1人自分の人生っていうことで考えてやめたときに僕たちの人生はそのまま続くわけで、変化するわけで。そのうえでの決断なのか? という質問をしたときに、それは申し訳ないけど自分の人生っていうものを優先させてもらったっていうのを聞いて、俺らのことも考えたうえでの決断ってなれば俺らはもう言うことなかったですね。
錦戸 多分、すばるくんにとったら「ほんまにこいつらしつこいな」って思うくらいみんな必死でどうにか止められへんかなっていうのも思ったんですけど、冷静に考えたときに僕はですけど、こういうすばるくん自身がどういう状況におったり、どういう環境に恵まれた環境にいるっていうのも分かったうえでの決断をしたんやってわかった時にはもう何も言えなかったですね。背中を押すしかないなと思いましたし。そこでのそう行動しようと思ったモチベーションがそっちにあるんだったら、一人の男の人生を止める権利は僕らにはないのかなと思いました。