古屋兎丸の人気コミック『アマネ†ギムナジウム』初の舞台化となる『アマネ†ギムナジウム オンステージ』を、4月と5月にMixalive TOKYO Theater Mixaで上演することが決まり、メインビジュアル、キャスト、公演日程などの詳細が公開された。
漫画「ライチ☆光クラブ」「帝一の國」など数々の作品が舞台化・映像化されている古屋兎丸の人気コミックを、脚本を渡辺雄介、演出を、學蘭歌劇『帝一の國』に続き古屋兎丸作品と再びのタッグとなる小林顕作が担当する本作。
その内容は、7体の球体関節人形が少年となって繰り広げるもろくてはかない寄宿学校の物語だ。今回発表になった鮮やかなメインビジュアルでは、個性の異なる7体の球体関節人形たちがこちらをじっと見つめる姿が印象的。見ているだけで、ギムナジウムの不思議な世界へといざなってくれる。
キャストはフィリクス役に大城ベイリ、ヨハン役にとまん。さらに「プレッツェル」と「バウムクーヘン」の2チームに分かれ、テオ役を秦健豪&弦間哲心、ゼップ役を松田昇大&中嶋健、ダミアン役を深澤悠斗&広井雄士、オットー役を本間一稀&星豪毅、エルマー役を矢代卓也&土屋翔のWキャストで演じ、「アマネ美ヨングス」の3人がクラスメートとして作品を彩る。若手キャスト陣が繊細な少年たちを瑞々しく演じる、耽美でもろいギムナジウムでの青春群像劇にご期待を。
[フィリクス役:大城ベイリコメント]
まずは今作「アマネ†ギムナジウム」の舞台化に携われて、大変光栄に思います。古屋先生が描かれる漫画は、その絵もさながらストーリーも細部まで丁寧に描かれていて多くの方に愛されていると思いますが、この作品は、その中でも人形の話でありながら人間味の本当に濃いものだと僕は考えています。過去、恋愛、友情、嫉妬…多くの出来事や僕たちの演じる感情から、皆さんの胸の内に舞台ならではの生のメッセージをお届けしたいと思います。
[ヨハン役:とまんコメント]
以前「ライチ☆光クラブ」の映画を見たことをきっかけに、ずっと兎丸先生が描く耽美な世界に入ってみたいと思っていたので、こうして「アマネ†ギムナジウム」の舞台に携わることができて心からうれしく思います。この作品に出てくる7人の少年の、触れたら壊れてしまうような“愛”や“悩み”をキャスト、制作陣一同で創り上げていきたいと思います。私自身この作品を読んだ時に、胸が苦しくも頭の中にずっと残る中毒性のある作品だと感じました。皆さまにとってもいつまでも心に残る作品になりますよう、自分の持てるすべてを捧げる覚悟で努めてまいります。
公演は4月22日(金)~5月15日(日)まで、東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaにて。
©アマネ†ギムナジウム オンステージ製作委員会