日本の国民的アニメ「まんが日本昔ばなし」のお話を基に舞台化した、「まんが日本昔ばなし 舞台版『伝説・桃太郎~鬼の絆~』」を6月に東京・ヒューリックホール東京にて上演する。
アニメ「まんが日本昔ばなし」は今から50年ほど前に誕生し、今もなお子どもから大人まで幅広い年代にわたり愛され続けている。これらの作品のほとんどは日本に昔から伝わるすてきなお話で、未来に伝承していかなくてはならないものばかり。
本作では、この名作の素晴らしさを実写舞台という新たなスタイルで見せるだけではなく、アニメーション映像を効果的に用いることでファンタジックな美しい舞台美術として世界観を確立して披露する。また物語で取り上げるのは、昔ばなしの原点でもあり、あらゆる世代で人気を誇る名作「桃太郎」。昔ばなしの教訓として日本の現代社会が失いつつある「日本人の心の原風景」を紹介しながら「人は助け合いながら生きている」その大切さ、「親から子へ、子から孫へ」と伝え受け継ぐ「人と人のキズナ」を題材とした人情喜劇を目指す。
名作「桃太郎」が、どのように誕生したのか。なぜ「桃太郎」が桃から生まれた桃太郎になったのか。桃太郎は捨て子だったにもかかわらず、英雄として人々の心に残るようになったのか。その秘密をひもときながら、何百年と語り継がれてきた心温まるドラマ、知られざる伝説を本作でよみがえらせる。
出演は、主人公の吉備の国桃太郎役に昨年4月に舞台初出演ながら主演を務め好評を博した和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)。鬼の温羅役には、新劇界の女形として抜群の人気を誇りあらゆるジャンルにチャレンジを続ける門戸竜二。桃太郎のお供、吉備の国犬次郎(犬飼健)に小西貴大。吉備の国猿吉(猿楽森彦)に花園直道。吉備の国キジ姫(留玉臣)に小越春花(NGT48)。赤鬼役を田代大悟、青鬼役を石井智也が務める。さらに「伝説・桃太郎」にふさわしい特別出演の多才な俳優陣も出演予定で、後日発表される。泣けて笑えて、心揺さぶる感動作として本作にご期待を!
[和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)コメント]
出演の話を頂いて、率直にとてもうれしかったです。「まんが日本昔ばなし」は、小さい頃からなじみ深くて、幼稚園や小学校低学年の時に読み聞かせの時間があったり、家にも絵本が何冊かあったのをよく覚えています。そして、「桃太郎」という作品は年代問わず誰もが知ってる物語だからこそプレッシャーを感じています。役の重大さを感じながら全力で演じさせていただきます。コロナ禍もやっと落ち着いて回復に向かっている状況ですが、自身の体調管理を怠らずに、「桃太郎」を最後まで演じ切りたいです。ご観劇をいただく皆さんと健康な状態でお会いできることを楽しみにしています!
公演は6月7日(水)~11日(日)まで、東京・ヒューリックホール東京にて。
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