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ヒロミ&小峠英二(バイきんぐ)「オモウマい店」インタビュー

小峠 ヒロミさんはやっぱりいろいろなことを知っていて。多趣味で視野が広いから、そのお店をパッと見ただけで「あれは○○なんだよ」「これは難しいんだよ」「これはこうやって作るんだよ」と、知識と好奇心が旺盛な人の目線が独特で、良いなと思いますね。

――「オモウマい店」の法則を探る恒例企画もありますが、お二人が“こういうお店に引かれる”という法則は?

ヒロミ 俺はルール、そんなにないんだよね!(笑) この番組をやり出した時に、見た目には味のあるお店が家の近所にあったから、ちょっと食べに行ったのよ。それが、普通の味だったんだよね!(笑)

小峠 アハハ!

ヒロミ 「それはそうだよね」って思って。

小峠 僕は個人的に、店主が荒れてたり店がいくら汚くても、トイレがキレイな店は好きですね。外観から和式のちょっと汚そうなトイレを予想して入ったらウォシュレット付いてたらテンション上がって、「あっ、いい店なんだな」って思いますよね。ちゃんとおもてなしの心があるんだって。

――100回目の放送では、番組で何度も取り上げた「スパゲティ 夢の中へ」が登場します。

ヒロミ あのお店は本当に気になっていて。38年間一生懸命やってきた大将が一回ゆっくりしたいとパシッと閉店を決意するのもカッコいいなと思いましたし、俺も「こういうのもカッコいいかも」と勉強になりました。でも2年ぐらいたったらまたスパゲティ作っていそうな気はしています。

小峠 ものすごくパワーのある人なので、38年突っ走ってきてちょっと休止しても、またきっと内側から“やりたい”という思いが出てくるような気もするんですよね。あんなにエネルギッシュな人が、何もやらずに家で過ごすのはなかなか考えにくいですし。少し休んでエネルギーをチャージして、またどこかでパワーを放出するんじゃないかと思いますけどね~! またもし見られるのであれば、店主がパワーを放出しているところをスタジオで見て、ヒロミさんと大笑いしたいなという願望はあります。ずっと頑張ってお店をやられてきたので、いったん「お疲れさまでした」の気持ちではありますが、やっぱりどこか期待している部分はあるかもしれないです。

ヒロミ テレビ番組で取材させてもらって、それで忙しくさせてしまい体に負担を掛けちゃったかなとも思ったんですが、この番組で出会って、こうやって取り上げたことをすごく喜んで、楽しんでくれていたので本当にありがたいなと思っています。

――小峠さんが「夢の中へ」に登場する一幕も。

ヒロミ いつもお店のVTRを見て、小峠と「ここ行くか!」って話してて。VTR見たら行ってるじゃない!(笑)

小峠 まぁまぁまぁ、行っちゃいましたね。

ヒロミ 久々にびっくりした!「そんなことある!? 一人で!?」って(笑)。

小峠 アハハハハ!

Profile

ひろみ 1965年2月13日生まれ、東京都出身。

ことうげ・えいじ 1976年6月6日生まれ、福岡県出身。

 

ヒューマングルメドキュメンタリー オモウマい店

日本テレビ系 毎週火曜 後7.00~7.54

※第100回目の放送は7月11日

 

文◎布澤奈々子

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