かまいたちがMCを務める「形から入ってみた」(TBS系)は、「人は形から入ってみたら中身まで変わることはできるのか?」というテーマに沿って、1カ月間、他人の生活スタイルを完コピし、その変化を見守る実験番組。
7月7日(金)は、これまで放送していた深夜帯を卒業し、後10.00~10.54の1時間スペシャルで送る。収録を終えた、かまいたちの2人に番組への思いを聞いた。
――収録を振り返っていかがでしたか?
濱家 ゲストに深田恭子さんと佐藤栞里さんが来てくださって。「大谷女子」の形から入ってみた企画をやったんですけど、すごい応援しながらVTRを見てくださったんですよ。楽しんでくださっているのも伝わってきたし、ゲストの人選も完璧だったんじゃないですかね。
山内 でもちょっとスペシャルの本気感が出過ぎてたような気がする…。
濱家 なんやねん、本気感って! 毎回本気やわ! でも確かに、このゲストの方々と大谷翔平さんを題材にしているという、本気感はあるな(笑)。
――この番組の面白さは?
濱家 芸人やタレントさんじゃない一般の方が、一歩踏み出して1カ月やってみるので、変わったところもより分かりやすいんですよ。
山内 ガチでやっていただいているので、めっちゃ変わる人もいれば、うっすらしか変わらない人もいたりね(笑)。そういうガチな感じは見ていて楽しい!
濱家 そうね。7日のスペシャルに登場する、フリーのイラストレーターの仁志出早紀さんを見ていても、“当たり前のことをまず一つできるようになる”ってめっちゃ難しいなって感じましたし、一歩踏み出すことの大事さを教えてもらっている気がしてますね。
山内 若い子が頑張っているのは見ていて楽しいもんなぁ。
濱家 …おっさんになったな(笑)。
――周りからの反響や手応えは?
濱家 自分の手応えとしては、“めっちゃおもろい番組やな”って感じてます。スタジオで見ていても、“この後どうなるんやろう”って思うし、題材も面白いものばかりで。奥さんや母さんとか女性からの支持も強い気がしています。
山内 VTRが面白いもんね。特に2次元しか愛せない「夢女子」が毎日ハグしたら恋に落ちるのか、っていう企画は3時間特番でやったほうがいいくらい! めちゃめちゃ面白かったです。
――かまいたちのお二人が、「形から入って変われたこと」は?
濱家 めっちゃしょうもないことなんですけど(笑)。新幹線のブランケットをたたむ! 別にたたまなくてもいいらしいんですけど、なんとなく“これくらいのことはちゃんとできるようにしよう”ってたたみ始めたんですよ。ここでブランケットたたむヤツは歩き方もちゃんとしてるやろうし、そうしたらあいさつもちゃんとできそうやな…ってプラスが連鎖していく気がして。ちょっと変わった気がしてます。
山内 僕はスニーカー。「いい靴を履くと、いい場所へ行ける」と知ってから、靴をめっちゃ買うようになったんですよ。2016年当たりから意識し始めたので…ご覧のように?
濱家 ご覧のように⁉
山内 劇的に変わっていきましたから。2017年に「キングオブコント」(TBS系)優勝しましたしね。そうしてから…ご覧のように。
濱家 感じ方は人それぞれやろ(笑)。
――最後に、視聴者の方へメッセージを。
濱家 どうしても今後もやっていきたい番組なので…。「絶対、見てくれよな!」。
山内 いろいろな世代の方が見ても楽しめる内容だと思うので、なんとかレギュラー化したいです。ぜひ見てください!
「形から入ってみた」
TBS系 7月7日(金) 後10.00~10.54