2019年秋に上演された舞台『不機嫌な女神たちプラス1』で実現した、岡田惠和・脚本×田村孝裕・演出のタッグ。上質な大人の会話劇として各地で話題を呼んだ二人のタッグが今春復活する。とある無名画家と、彼と一緒に暮らすアラサーシングル女性たちとの少しヘンテコ(?)で温かい日々をつづる舞台『パークビューライフ』。東京、大阪、愛知で上演することが決まった。
出演は風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季という個性豊かで演技派の俳優陣が集結。日本を代表する脚本家・岡田惠和が書き下ろす脚本と笑いの中に人生の悲哀を描き出す田村孝裕の演出で届ける、女性三人と男性一人が繰り広げるほろ苦い大人の物語。コロナ禍を生きる私たちにとって、エールをもらえる作品になりそうだ。
[風間俊介コメント]
台本になる前の「こういう物語になりそうです」というプロットを読ませてもらいました。その物語に、僕は一瞬で心を奪われ、この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。台本を、自分が演じるためだけでなく、とにかく読みたいと思いました。多くの人がつまづき、必死に生きている今。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです。
[倉科カナコメント]
岡田惠和さんが、自分が以前に出演していた舞台を見てくださったことがきっかけでオファーをいただき光栄に思っております。パークビューライフは4人の会話劇になると伺っており、風間俊介さんの演じる男性を囲むアラサーの3人の女性の絡みが岡田さんの脚本でどのように描かれるのか楽しみにしていてください! 4月の桜の頃に上演される公演なので、新しく芽吹く季節の始まりでもあるので、ぜひ、会場に足を運んでいただければと思います。
[中川翔子コメント]
ストレートプレイ初挑戦になります! これから稽古に入っていきますが、今からどんな作品になるのか私自身も楽しみです! 大変な状況ではありますが、舞台というエンターテインメントを通じて皆さんに元気を届けられたらと願っています! そして役者としての大先輩な皆さまから経験値を得てスキルアップできる素晴らしい機会、全力で楽しみたいと思います!
[前田亜季コメント]
会いたい人たちにもなかなか気軽に会えないようになり、寂しさを感じたり、生きていくことって大変なんだな、と思う日々。岡田さんの書く世界には、大変な時にも優しくて温かな目線があり、心がほぐれる瞬間があるように思います。どんな世界が描かれるのか、私もわくわくする気持ちで待っています。このタイミングで巡り合うご縁を楽しんで、キャスト・スタッフと共に、明日もちょっと頑張ろうと心の栄養になるような舞台をお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
東京公演は4月7日(水)~18日(日)まで世田谷パブリックシアターにて。その後、大阪公演をサンケイホールブリーゼにて、愛知公演をウィンクあいち大ホールにて上演。チケットの先行発売は、2月18日(木)よりスタート。公演の詳細は公式HPにて随時更新。