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青柳翔がトレーニングで猛ダッシュ「ドラマW 食い逃げキラー」今夜放送!

第10回WOWOWシナリオ大賞受賞作「ドラマW 食い逃げキラー」の制作発表会見が行われ、主演の青柳翔、松本穂香、浅香航大、中前勇児監督が登壇した。食い逃げ犯たちに悩まされ続けているおかしなファミレス「ワニーズ」を舞台に、元陸上界の花形スター・川谷省吾(青柳)が、その俊足を認められ、食い逃げ犯を捕まえる“食い逃げキラー”として成長していく姿を描く。
食い逃げ犯を追うべく全力疾走した青柳は、「脚本のト書き1行分でも1日くらい走っていた気がする。無事にケガをしないで走ることも仕事だと思ったので、ケアしてもらいながら」と激走を振り返った。海にも飛び込んだそうで「しかも冬だった」と苦笑いしつつも「楽しみながらやりました!」と男気を見せた。そんな青柳に中前監督は「青柳さんには挑戦する精神がある。撮影も足が痛かったと思うが、全然イケますよと言ってくれる。一生懸命やるところが好き」と全幅の信頼を寄せていた。

省吾に期待をかけるファミレス店員・千秋役の松本は「テンションの高い女の子の役。私自身は普段から静かといわれるので、高いテンションを維持するのが大変でした」と明かし「こんなにずっとしゃっているような子を演じたことはなくて、そこが楽しかった」と演技を満喫したよう。省吾の大学時代のライバルで「最速の食い逃げ犯」となる吉田翔役を演じた浅香は「撮影初日がラストシーンの走りの場面。距離が400メートルくらいあって、それが結構大変でした」と回想し、「陸上練習もやって、撮影前に事前運動もちゃんとやると監督から言われたけれど…いざ撮影に入ったら全くなかった(笑)!」とクレームも。中前監督からは「それは自己管理の問題! そこまで面倒見ません(笑)」と切り返されていた。

また、個性豊かなニックネームを持つ食い逃げ犯が登場するドラマの内容にちなんで、自身のニックネームを決めるコーナーでは、青柳は自らを「聞こえないフリーマン」と表現。「この現場で聞こえないフリをすることも重要だと学んだ。監督の現場での発言で笑っていいのか、いけないのかどうかわからない言葉があって、聞こえないフリをしてごまかした」とニヤリ。ちなみに劇中で登場する食い逃げ犯で好きなのは「裏道さんぽマスター」とのこと。
松本は「小麦粉まみれの松本」と自ら珍命名し、「お菓子作りが好きだから。お菓子といえば小麦粉、じゃあこれにしようと。まみれにはなったことはないけれど、まみれの方が面白いかなぁ~と思って」とフィーリングを重視。劇中の食い逃げ犯では「二人組のスペックホルダー」が好きだという。
浅香は「ストレンジリトルフィンガーマン」と自らを名乗り「伝わりづらい特技ですが、手を使わずに足の小指を薬指に乗せることができます」とプチ自慢するも「まあ、それを英語にしただけですけど。全然伝わりませんね(笑)」と発表したことを反省。劇中の食い逃げ犯で印象的なキャラクターには「サラダバー純」を挙げた。

撮影の一週間半前に短距離走コーチから指導を受けて、万全の態勢で“食い逃げキラー”を演じきった青柳。「走り込みの練習や、ケガをしないためにはどうすればいいのかを学びました。そして現場では映像を見ながら迫力などを調整しながらやっていきました。自分の“食い逃げキラー”ぶりは、完成した作品で視聴者の皆さんに判断してもらいたい」と放送を期待しながら「たくさんの方に見ていただければ」とドラマをアピールした。

「ドラマW 食い逃げキラー」WOWOWプライム 後8.00~10.00

食い逃げ犯たちに悩まされ続けているおかしな一軒のファミレス。元陸上界の花形スター・省吾は、ひょんなことから食い逃げ撲滅に命を懸けるファミレスのバイトリーダーの千秋に俊足を認められ、食い逃げ犯を捕まえる“食い逃げキラー”にスカウトされる。しかしこのファミレスには、個性豊かな“食い逃げの常連”たちがいて…。

 

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