ドラマ

川村壱馬「日曜の夜ぐらいは…」インタビュー!

――川村さんが今まで演じてきた役の中では、ある意味“普通”というか。

社会的に普通ですよね(笑)。それもすごく楽しいんです! こういうシャキッとした役もいつか演じてみたかったので。

――撮影現場については、ドラマの記者会見の時に「こんなに優しい現場があるのか」というお話もされていましたが。改めてどんな現場ですか?

自分のイメージが酷過ぎたのかなぁと思い始めています(笑)。時代も変わってきて、撮影現場の雰囲気や形式とかもどんどん変わりつつあるのかなと思います。本当に雰囲気のいい現場で、何人かいらっしゃる監督さんも皆さんすごくフランクですし、皆さん対等に話してくださるんです。共演者さんもスタッフさんも優しいですし。皆さんより撮影に入るのが遅かった分、自分がなじめていない部分もありますが、本当にステキな現場です。

――このドラマでは、主人公の女性たちが3人という“場所”に心地よさを感じている姿も描かれます。川村さんにとって心地よい人や場所、物事は?

家にいる時ですかね。少し前に「日ぐら」のプロモーションで大阪に行かせてもらって、DAIGOさんの料理番組「DAIGOも台所」(テレビ朝日系)に出させていただいたんですけど。その収録のおかげでめちゃくちゃ料理に興味を持ったんです。っていうのも、番組で作った料理があまりにもおいし過ぎて! 鶏むね肉を使った料理だったんですけど、むね肉ってパサパサしていてこれまでは苦手だったんです。でも作り方一つで全然食感も違って、 “料理、おもろいやん!”って思って。作る楽しさと同時に食べる楽しさも感じることができて、最近は家でいろいろ作ることにハマっています。そういう時間も楽しいし、心地よいです。家でゆっくりしているか、料理しているか…あとは片付けをしている時が心地よいかな。

――片付け、ですか?

片付け自体、やっている瞬間が最高というより、終わった後のあのスッキリ感がヤバイんですよね。ただ、ゴミ袋がいっぱいになっていない時ってあるじゃないですか。その時に捨ててもしょうがないってタイミングで仕方なく残している日と、たまりきって全部捨てた日の睡眠の質とかも違うし。全然変わるんですよね、環境で。いかに自分がそこに気が向いているかもあると思うし、気にするものがない状態の家で過ごせるとすごく居心地がいいですね。あとはライブ。ライブはアドレナリンが上がっているのかもしれないですけど、とにかく楽しいんですよ。ライブ終わった後とか、めちゃくちゃ機嫌いいです(笑)。やっぱりファンの方々とライブで時間を共にできること、楽しめることはこの上ない時間です。

――最後に、役の見どころと視聴者の方々へのメッセージを。

このドラマをきっかけに、僕を初めて知ってくださる方もたくさんいらっしゃると思います。この住田賢太というキャラクターが、主人公3人を手助けしていく存在になっていきます。キーマンという存在にまでなれるかは分からないですが、すごく重要な立ち回りをする役だと僕自身撮影をしながら感じていますので、3人の友情物語を楽しみながら、賢太が活躍する場面も楽しく見ていただけたらありがたいです。この作品はご家族でゆったりと見られるドラマですし、ぜひ最後まで見ていただけたらうれしいです。

COLUMN! 

川村さんのセルフプロデュースについても聞きました

――演じる役柄にちなみ、川村さんのセルフプロデュースについても聞かせてください。いつも真っすぐな言葉でご自身の思いを発信されている印象です。

基本的には“そのまんま”がいいと思っています。自分に忠実であることが大切、というか。自分の思想や生き方に反したものには何も魅力を感じないんです。自分に忠実でいるためには、自分が発信するものに関してうそはいらないんですよね。わざわざ、自分かわいい精神でつくったものをお客さまに発信したところで、僕のやりたいことは達成できないし、なんのためにこの仕事をやっているのか分からなくなってしまうので、そこは大事にしていますね。また、個人プロデュースのグッズとかも、自分ができる範囲で徹底して、作るようにしています。例えば僕は金属アレルギーなんですけど、身に着けるグッズを作る時にはまず、そういう人がいることにも気付けるじゃないですか。だから個人グッズでバングルを作った時は、「なるべく金属アレルギーの症状が出にくい素材を使ってください」とお願いして作っていただきました。最終的には全部、自分の見え方につながるので、そういうグッズのプロデュース一つにしても手を抜かないことが大切ですね。“こんな感じでいいや”じゃなくて、全て徹底的に自分がやりたいようにやることにしています。周りがどうとかは関係ないです。

――パパッと適当に、はナシなのですね。

“適当”が求められるところでも、いつもじっくり真剣にやっちゃうんです。絵もすごく時間をかけて描いちゃうけど、例えばそれだって自分の感性の一つなので手抜きはできないですね。もちろん、バラエティー番組とかだったら頑張って早く仕上げようとか思うんですけど! それでもしっかり描いちゃう時も(笑)。

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