先般上演決定が発表された、舞台『文豪ストレイドッグス』の最終章となる最新作『文豪ストレイドッグス 共喰い』。
「文豪ストレイドッグス」は、架空の都市「ヨコハマ」で繰り広げる異能力バトルアクション漫画でコミックスは現在23巻まで刊行、シリーズ累計で1200万部を突破する大ヒット作品だ。
舞台化シリーズは2017年12月上演の舞台『文豪ストレイドッグス』を皮切りに、さまざまなキャラクターと時代にスポットを当てたエピソードを次々と上演。これまでに7作品が誕生した。舞台作品の演出を手掛けるのは、中屋敷法仁。演劇ならではの見立ての表現や俳優の身体を存分に生かしたダイナミックなバトルシーンの表現、またプロジェクションマッピングを駆使した映像などの多彩な演出手法が熱い支持と高い評価を得てきた。
このたび、新たに誕生する舞台シリーズ最新作『文豪ストレイドッグス 共喰い』。メインキャスト総勢23人で、これまでの集大成となる最終章をお届けする。
巨大異能戦争は終結を迎え、武装探偵社とポートマフィアが休戦協定を結ぶ中、フョードル・D の恐るべき謀略が牙をむく。それぞれの思いを胸に、究極の選択肢を迫られる武装探偵社とポートマフィアの行く末は…。
本作は、TVアニメ「文豪ストレイドッグス」第3シーズン(TOKYO MXほか)を原作に、舞台ならではの表現で「共喰い」のエピソードが描かれる。
出演は、中島敦役に身軽さと力強さを兼ねそろえた演技力を持ち、初演時から同役を演じてきた鳥越裕貴。ポートマフィアの構成員である芥川龍之介役に橋本祥平。異能力集団「武装探偵社」の社員である太宰治役に田淵累生。地下盗賊団「死の家の鼠」の頭目であるフョードル・D役に岸本勇太。「死の家の鼠」の構成員でドストエフスキーを信奉するイン・G 役に松田岳ほか、多彩な顔ぶれが集結した。
謀略が渦巻く中、決断を迫られる武装探偵社とポートマフィア。シリーズ最終章となる本作も舞台シリーズ全ての演出を手掛け、作品世界の魅力を知り尽くす中屋敷が脚本・演出を務める。
[鳥越裕貴コメント]
2017年12月から始まった、この愛すべき文ステ。関わるキャスト、スタッフさん、みんなが原作をリスペクトし、演劇に昇華させ初演からたくさんのバトンをつないで来ました。こうして2023年にシリーズクライマックスを迎えられることをうれしく思います。もちろん、寂しい気持ちもありますが、このメンバーでしっかりと終劇できることに愛を感じます。とにかく! やれることは全力でやります。後悔せぬよう。そのほうがすてきだと思うから。最後まで舞台『文豪ストレイドッグス』をよろしくお願いいたします。
[橋本祥平コメント]
2017年からスタートした、舞台『文豪ストレイドッグス』。思い返してみると、全てが愛に包まれていた作品でした。朝霧カフカ先生が生み出す美しい言葉の数々、奇才炸裂な中屋敷さんの演出、めちゃくちゃに熱い座長、全力をぶつけてくる仲間の皆さん、応援してくださっているお客さま、そして…芥川龍之介。全てが宝物です。寂しい気持ちもありますが、シリーズとしての最後を見届けられるというのは心から誇らしい。これまで培ったもの、今持っている全ての力を出して挑ませていただきます。最後までご声援、よろしくお願いいたします。
「田淵累生コメント」
太宰治役の田淵累生です。太宰治役を受け継ぎ、2年がたちました。今作まで僕なりに大切に思いをつないできました。その集大成をシリーズファイナルにぶつけたいと思います。この作品に関わる方々、応援してくださる皆さまへの感謝の気持ちを込めて演じます。劇場でお会いできること心よりお待ちしております。
[岸本勇太コメント]
長らく愛されている文ステシリーズのファイナル作品に携われることを大変うれしく、誇りに思います。終劇にふさわしい作品になるよう、フョードル・Dとして努めます。シリーズファイナルということで、楽しみな気持ちも寂しい気持ちも混合していることかと存じます。「共喰い」が文ステの世界でどのように表現されるのか、僕自身もとても楽しみにしております。文ステを応援してくださる皆さまに見届けていただけますと幸いです。
[松田岳コメント]
シリーズファイナルより参加させていただきます、イワン・G役の松田岳です。紡いでこられた物語をしっかりと締められるよう、誠心誠意務めさせていただく所存です。原作を読ませていただき、登場人物たちの多彩な魅力にすぐに私もとりこになりました。それらを演じてこられたキャストさまや製作委員会の皆さまと一緒にお仕事ができると思うととてもワクワクしますし、幸運なこと、とも思います。劇場では、私演じるイワン・Gをお客さまが楽しんでいただけるよう頑張って参りますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!
公演は6月9日(金)~11日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール、6月22日(木)~7月2日(日)まで東京・青年館ホールにて。
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