舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」の制作発表会見が、5月10日に東京・花園神社で行われ、W主演の山本亮太(宇宙Six / ジャニーズJr.)と原嘉孝(宇宙Six / ジャニーズJr.)らキャストが集まった。
天野純希の同名小説を原作とした舞台「桃山ビート・トライブ」は、安土桃山時代を舞台に、4人の若者が音楽を武器に権力に立ち向かう姿を描く。初演に続き、脚本を金沢知樹、演出・脚色を大関真が担当。初演から続投する山本と、新キャストの原がW主演を務める。
制作発表では、花園神社の拝殿前にて山本、原、Elina、副島淳が和装姿でパフォーマンスを披露。パフォーマンス後に行われた取材会には、山本、原、Elina、副島に加え、冨岡健翔(MADE / ジャニーズ Jr.)、星野真里、山崎樹範も加わり、それぞれ意気込みを。
山本は「前回の作品を観ていただいて、すごくよかったとか、さらにパワーアップした『桃山ビート・トライブ』を見たいというお客様も多い中で、前作以上に力を合わせて頑張りたい。その期待に応える以上のことが使命だと思っています」と決意表明。自身が演じる三味線弾きの藤次郎を「三味線の音で芸の歴史を変えてやるという思いで、一座を組んで豊臣秀吉と戦っていく役です」と紹介した。
今回の再演から参加する原は、笛奏者の小平太を演じる。同じ役を初演では宇宙Six(ジャニーズJr.)の目黒蓮が演じたことに触れ、「すでに出来上がっているカンパニーに入るのはプレッシャーもありますが、僕が入ることで作品にとってもいい刺激になったりだとか、いい意味でぶち壊していきたい」と語った。
舞台版でのオリジナルキャラクター平信を演じる冨岡は「初演のあと、本格的に日本舞踊の流派に入門させていただいたので、再演で新しい平信をお見せできれば」と意気込む。
最後に山本は「200パーセントのパフォーマンスを見せられる自信があります。ぜひお楽しみに!」とファンにメッセージを送り、原は「僕らの黒髪が見られる貴重な機会です。歴史が苦手な方でも楽しめて、いろんな世代に愛される作品だと思います。ぜひ会場に足を運んでいただけたら」と取材を締めくくった。
<日程・場所>
京都公演 2019年6月14日(金)~6月16日(日)京都劇場
東京公演 2019年6月21日(金)~7月1日(月)EXシアター六本木